アーテイスト・大竹彩子の個展「VIVITONE」が「ナディッフ アパート」で開催 オリジナルのスカジャンやTシャツも販売

ペインティング、コラージュ、写真、シルクスクリーン等さまざまな技法を用いて作品を制作するアーティスト・大竹彩子の個展「VIVITONE」が、1月26日〜2月19日に恵比寿のギャラリー「ナディッフ アパート(NADiff a/p/a/r/t)」と1階の書店フロアで開催する。

大竹は、2016年にロンドン芸術大学を卒業後、東京を拠点にペインティング、コラージュ、写真、シルクスクリーン等さまざまな技法を用いて精力的に作品を発表してきた。豊かで力強い色彩の表現と大胆な構成のなかに、作家の感性が宿る特徴的な線の使い方や、モチーフの細部への意識が感じられる作品は、多くの人を魅了し続けている。

2020年には「パルコ ミュージアム(PARCO MUSEUM)」、2021年には心斎橋パルコにて大規模な個展を行い、昨年の「Akio Nagasawa Gallery Aoyam」aでの個展では、初めて油彩画とシルクスクリーンの作品を発表した。「ナディッフ」ではこれまで2度の展覧会を開催し、Tシャツやスカジャンなどのコラボレーションアイテムも制作している。

同展の開催に際し大竹は、制作の原点である日常で採集したイメージを、鉛筆で描いて張り合わせたモノクロコラージュ作品を、初めてアクリル絵の具で制作した。色の組み合わせの持つ力を試し、これまでの制作手法を進化させた新しい試みとなっている。1階の書店では、地下ギャラリーの新作と対照的な写真をモノクロ化しコラージュた“PHOTOMAZE”と、シルクスクリーン作品も展示される。

また1月26日から、展示作品に加えオリジナルのアパレルアイテムも販売する。描き下ろしのドローイング作品を胸、肘、背中に刺繍で表現したブラックのスカジャンや、「架空の音楽レーベル」という設定で国内外のグラフィック・デザイナーやアーティストのTシャツやグッズの企画、制作を行っている「タコマフジレコード(TACOMAFUJI RECORDS)」と大竹彩子のスペシャルコラボレーションTシャツ等、貴重なアイテムが揃う。展示作品の一部は1月30日13:00から「OIL by 美術手帖」でも販売予定だ。

■SAIKO OTAKE「VIVITONE」
会期 : 1月26日~2月19日
会場 :「ナディッフ アパート」地下1階 NADiff Gallery
住所 : 東京都渋谷区恵比寿1丁目18-4
営業日 :月、火、水
時間 : 13:00~19:00 ※1月26日のみ15:00~20:00
入場料 : 無料
展覧会ページ : http://www.nadiff.com/?p=29772

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TOKION EDITORIAL TEAM

2020年7月東京都生まれ。“日本のカッティングエッジなカルチャーを世界へ発信する”をテーマに音楽やアート、写真、ファッション、ビューティ、フードなどあらゆるジャンルのカルチャーに加え、社会性を持ったスタンスで読者とのコミュニケーションを拡張する。そして、デジタルメディア「TOKION」、雑誌、E-STOREで、カルチャーの中心地である東京から世界へ向けてメッセージを発信する。

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