映画監督ロウ・イエの旧作の特集上映が開催 公開中の『シャドウプレイ』のヒット記念

現在絶賛公開中の映画『シャドウプレイ(完全版)』のヒットを記念し、東京と京都の3館でロウ・イエ(婁燁)監督の旧作の特集上映を開催することが決定した。

上映作品はTOKYO FILMeX2000第1回グランプリを獲得したロウ・イエの代表作『ふたりの人魚』をはじめ、中国国内では公開禁止処分となったが海外で評価を得た『天安門、恋人たち』と、制作当時、国内での映画製作を禁じられていたロウ・イエがゲリラ撮影で作りあげ、カンヌ国際映画祭で脚本賞を受賞した『スプリング・フィーバー』、ベルリン国際映画祭にて銀熊賞(芸術貢献賞)を受賞した『ブラインド・マッサージ』の4作品だ。新宿K’s cinema、アップリンク吉祥寺、アップリンク京都で上映を行う。

また、新宿K’s cinemaで上映される『ふたりの人魚』『天安門、恋人たち』『スプリング・フィーバー』の3作は、公開時と同様に35㎜プリントで上映する。2月3日以降、新宿K’s cinema、アップリンク吉祥寺、アップリンク京都他、全国順次上映となる。

■新宿K’s cinema
会期:2月4~17日
住所:東京都新宿区新宿3-35-13 SHOWAKANビル
※『ふたりの人魚』『スプリング・フィーバー』は同館のみ35㎜プリント上映
※『天安門、恋人たち』は同館のみ限定特別上映、35㎜プリント上映

■アップリンク吉祥寺
会期:2月17日~3月1日
住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町1-5-1 吉祥寺パルコB2

■アップリンク京都
会期:2月3~16日
住所:京都府京都市中京区烏丸通姉小路下ル場之町586-2新風館B1

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TOKION EDITORIAL TEAM

2020年7月東京都生まれ。“日本のカッティングエッジなカルチャーを世界へ発信する”をテーマに音楽やアート、写真、ファッション、ビューティ、フードなどあらゆるジャンルのカルチャーに加え、社会性を持ったスタンスで読者とのコミュニケーションを拡張する。そして、デジタルメディア「TOKION」、雑誌、E-STOREで、カルチャーの中心地である東京から世界へ向けてメッセージを発信する。

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