「Kankyō Records」がインセンスオイルと音楽をセットにしたプロダクトを発売 リリースパーティも開催

アンビエント作家・建築家のH.Takahashiによる三軒茶屋のレコードショップ「Kankyō Records」は、インセンスオイルと音楽をセットにしたプロダクト“Sound Incense & Incense Sound”を発売した。それに際し、楽曲を制作したアーティスト達を迎えたリリースパーティを3月25日に日本橋のホテル「K5」にあるビアホール「B」で開催する。

同プロダクトは、“Morning(朝)”、“Noon(昼)”、“Night(夜)”の3つをコンセプトに、それぞれオリジナルのインセンスオイルを調香したもの。H.TakahashiとYumi Iwaki、Jesus Weekendの3人のアーティストがコンセプトやインセンスから音楽をイメージして制作したという

リリースパーティーは、楽曲を制作したYumi Iwaki、Jesus Weekend、H.Takahashiがライブを披露。また、「Kankyō Records」のレビューを担当しているDJサモハンキンポーとTOMCがDJとして出演する。会場では、音楽を聴きながらインセンスオイルを体験できるブースや物販なども用意する。さらに、「Brooklyn Brewery」のビールを飲みながら、定番のメキシカンタコスからビーガンメニューまで多様な料理を味わうことができる。

“Night”の音楽を担当したYumi Iwakiは、90年代から作曲家・作詞家として活動している電子音楽家。空間を浄化するような繊細で透明感のあるアンビエントサウンドが特徴で、2021年に大阪の「Muzan Editions」からアルバム『Juniper』をリリースしている他、宇都宮の電子音楽レーベル「Medium」によるアンビエント作品集「Medium Ambient Collection 2022」にも楽曲を提供している。

“Morning”の楽曲制作は、音楽家Seira NishigamiことJesus Weekendが手掛けた。2021年に発表したデビューEP『Rudra no Namida』は、カルト的な人気を誇り1st、2ndプレス共に即完売した。「Berry Nakameguro」で開催しているパーティー「Paint Groove」でもライブを披露しており、空間を歪めるような没入感満載のサイケデリック・ニューエイジサウンドで聴く者を白昼夢の世界に誘う。

“Noon”の音楽を担当したH.Takahashiは、やけのはら、P-RUFFとのユニット、「UNKNOWN ME」としても知られ、ベルギーの「Dauw」やイギリスの「Where To Now?」、アメリカの「Not Not Fun Records」から音源をリリースしている。今回のライブでは、親交があるグラフィックデザイナーのYudai Osawaと共演する。

DJサモハンキンポーは、オルタナティブダンスミュージックレーベル「MAD LOVE Records」や音楽をベースとした書籍を出版する「焚書舎」を運営している。トロピカルなグルーヴを生み出す選曲が特徴で、ソウルバンド「思い出野郎Aチーム」や「民謡デリバリーサービス」のメンバーとしても活動している。

TOMCは 、アンビエント作家としてカナダ・カルガリーのレーベル「Inner Ocean」から楽曲をリリースして、幅広いジャンルをフラットな視点で横断するDJが魅力だ。「タージマハル旅行団」の長谷川時夫と新鋭作家群による音楽団“STONE MUSIC”への参加、ライターとしてサイゾーなどへの寄稿等、その活動は多岐に渡る。

■Sound Incense & Incense Sound Release Party
日時 : 3月25日13:00〜19:00
会場 : K5日本橋 ビアホール「B」
住所: 中央区日本橋兜町3-5 K5地下1階
料金 : ¥2,000
チケット販売 : https://kankyorecords.com/?pid=173448238
※80名限定。前売りで規定人数に達した場合、当日券の販売はなし。

author:

TOKION EDITORIAL TEAM

2020年7月東京都生まれ。“日本のカッティングエッジなカルチャーを世界へ発信する”をテーマに音楽やアート、写真、ファッション、ビューティ、フードなどあらゆるジャンルのカルチャーに加え、社会性を持ったスタンスで読者とのコミュニケーションを拡張する。そして、デジタルメディア「TOKION」、雑誌、E-STOREで、カルチャーの中心地である東京から世界へ向けてメッセージを発信する。

この記事を共有