江之浦測候所で1日限りの磯崎新追悼公演「ペルシャと日本の古典音楽にみる『間』の響き」が開催

建築家の磯崎新によるキュレーションのもと、1978年にパリで開催された展覧会「MA Space-Time in Japan(間-日本の時空間)」がイランの各都市で新たな解釈のもと開催される。

同展の開催に先立ち、5月30日に江之浦測候所でイランと日本の古楽器奏者による1日限りの演奏会がプレイベントとして開催される。イランから参加する音楽家はアリアクバル・ダダシュザデー(Ali Akbar Dadashzadeh、ペルシャ古典楽器・ウード、セタール)、マハサ・アジミ(Mahsa Azimi、ヴォーカル&イラン古典楽器タール)、ハミッドレザ・サーフィ(Hamidreza Safi、ペルシャ古典楽器・ケマンチェ)が、日本からは中村仁美(雅楽:篳篥)、音無史哉(雅楽:笙)、伊崎善之(雅楽:琵琶・龍笛)、石坂亥士(神楽太鼓)、松田美緒(ヴォーカル)が参加する。

通常のチケットに加えて、10名限定で磯崎新の版画付きチケットも販売している。

また、同イベントは「間」展シルクロード実現に向けて、チャリティとして開催される。

■磯崎新追悼公演「ペルシャと日本の古典音楽にみる『間』の響き」
日程:5月30日
会場:小田原文化財団 江之浦測候所
住所:神奈川県小田原市江之浦362-1
時間:12:30〜16:30(公演時間 14:00-15:45)
※公演前に江之浦測候所内の見学が可能
入場料:¥10,000(一般)、¥200,000 (磯崎新版画付き、10名限定)
※磯崎新版画付きチケットはMISA SHIN GALLERYで受付(info@misashin.com
※江之浦測候所入館料含む
※チケット収益は「間」シルクロード展の開催のために充てられる
公式サイト:https://www.odawara- af.com/ja/enoura/ticket/

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TOKION EDITORIAL TEAM

2020年7月東京都生まれ。“日本のカッティングエッジなカルチャーを世界へ発信する”をテーマに音楽やアート、写真、ファッション、ビューティ、フードなどあらゆるジャンルのカルチャーに加え、社会性を持ったスタンスで読者とのコミュニケーションを拡張する。そして、デジタルメディア「TOKION」、雑誌、E-STOREで、カルチャーの中心地である東京から世界へ向けてメッセージを発信する。

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