“鼻血シリーズ”で知られるストリートアーティストbuggyが個展を10月6日から開催 「なぜ私は他の誰かではなく、私なのか?」をテーマに作品展示

WATOWA GALLERY(東京・浅草)は、10月6日からアーティストbuggy(バギー)の個展「なぜ私は他の誰かではなく、私なのか?」を開催する。期間は10月22日まで。

buggyは、2006年から大阪で活動を開始し、政治家やスーパーモデルなどの著名人のポートレートに、鼻血を垂らすペイントを描き加えた“鼻血シリーズ”で知られるストリートアーティスト。ドローイングのほかにはコラージュも得意としており、「VOGUE JAPAN」や「Numero TOKYO」などのファッション雑誌でアートワークを手掛けてきた。

本展では、ポートレートの重要要素である顔や表情を、メディウムやレジン、シルバーなどのペイントで覆った“クローム(Chorome)シリーズ”を展示する。人間の持つ温かみや有機性を、クロームメッキのような無機質な素材を重ねることで相対化し、被写体の本来の姿や本質を浮き彫りにしようとする作品群だ。また、展覧会のタイトルには、表情が隠されたポートレートを観ることによって、鑑賞者が被写体の断片から自己相似性を見出し、自身の存在を再認識する一連の体験を込めている。

◼︎buggy SOLO EXHIBITION「なぜ私は他の誰かではなく、私なのか?」
会期:2023年10月6〜22日(※水~金:要予約、土日祝:予約不要)
会場:WATOWA GALLERY / THE BOX TOKYO
住所:東京都台東区今戸1-2-10 3F
時間:11:00〜19:00
休日:月曜、火曜
料金:ドネーションチケット ¥500〜(※若手アーティスト支援のための寄付システム。ミニマム¥500から入場料を自身で決定する)
https://watowagallery.com

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TOKION EDITORIAL TEAM

2020年7月東京都生まれ。“日本のカッティングエッジなカルチャーを世界へ発信する”をテーマに音楽やアート、写真、ファッション、ビューティ、フードなどあらゆるジャンルのカルチャーに加え、社会性を持ったスタンスで読者とのコミュニケーションを拡張する。そして、デジタルメディア「TOKION」、雑誌、E-STOREで、カルチャーの中心地である東京から世界へ向けてメッセージを発信する。

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