「Sónar Festival 2024」のキックオフを飾る「Sónar Lisboa」がフルラインナップを発表 Wata Igarashiがライヴセットを披露

スペイン・バルセロナ発祥の「Sónar Festival」が、2024年の開催スケジュールを発表した。2022年以降、新たな開催地として認定されているポルトガル・リスボンにて、3月22日を皮切りに幕を開ける。続いて、4月26、27 日には8年連続でイスタンブールにて開催、本拠地であるバルセロナでは、6月13〜15日に開催される予定で、合計で100以上ものパフォーマンスが予定されている。

第3回を迎える「Sónar Lisboa」は、「Sónar Festival」のキックオフイベントで、 2024年3月22〜24日の3日間、エドゥアルド7世公園とカルロス・ロペス広場(Pavilhão Carlos Lopes)を会場に多数のパフォーマンスが繰り広げる。

「Sónar by Day」では、カルロス・ロペス広場に屋内と屋外のステージが混在し、「Sónar by Day」とFull Festival Passのチケットがあれば誰でも参加できるSónar+Dプログラムも開催。「Sónar by Night」は、カルロス・ ロペス広場の屋内ステージにて夕暮れから夜明けまでノンストップでプログラムが組み込まれている。

出演アーティストは、「Sónar Festival 2023」に続き、ベルギーのデュオ2manydjsがヘッドライナーとして登場する。ステージには、Éclair FifiとErol AlkanのUKのDJ2組とアフロビート、ドラムンベース、ヒップホップ、ハウス等、幅広いジャンルのDJを披露するBonoboが2manydjsによって招聘されている。

3月23日の「Sónar by Day」では、ベルリンのアンダーグラウンドテクノシーンを牽引するPaul Kalkbrenner が広大で映画のようなライブ・セットを披露する。他にも、Sevdaliza、ワンオートリックス・ポイント・ネヴァー(Oneohtrix Point Never)、Tiga & Hudson Mohawke present Love Minus Zeroを始めとするトップアーティストによるライヴパフォーマンスが予定されており、日本からは唯一となるWata Igarashiがライヴセットを披露する。

「Sónar」は1994年に設立し、これまでに20カ国以上34都市にて開催され、来年で30回目を迎える。音楽だけでなくアートやデザイン、テクノロジー、サステナビリティーといったさまざまな分野にもフォーカスしている。

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TOKION EDITORIAL TEAM

2020年7月東京都生まれ。“日本のカッティングエッジなカルチャーを世界へ発信する”をテーマに音楽やアート、写真、ファッション、ビューティ、フードなどあらゆるジャンルのカルチャーに加え、社会性を持ったスタンスで読者とのコミュニケーションを拡張する。そして、デジタルメディア「TOKION」、雑誌、E-STOREで、カルチャーの中心地である東京から世界へ向けてメッセージを発信する。

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