TOKiON the STORE Archives - TOKION https://tokion.jp/tag/tokion-the-store/ Thu, 25 Nov 2021 09:41:14 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.3.4 https://image.tokion.jp/wp-content/uploads/2020/06/cropped-logo-square-nb-32x32.png TOKiON the STORE Archives - TOKION https://tokion.jp/tag/tokion-the-store/ 32 32 TOKION × Wasted Youth TシャツデザインコンテストでVERDYが選んだ作品は? https://tokion.jp/2021/11/25/which-artwork-did-verdy-choose/ Thu, 25 Nov 2021 06:00:00 +0000 https://tokion.jp/?p=76949 TOKIONとVERDYによるTシャツコンテストに応募された大量の作品から、VERDYが気になった5作品を発表。

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7月に「TOKION」にて開催されたイベント「TOKION × Wasted Youth “I can’t waste my time anymore.”」と連動して開催された投稿型デザインコンテスト「TOKION × Wasted Youth T-SHIRT DESIGN CONTEST」。応募期間を設けて「もしあなたがTシャツを作るなら……?」というイメージから発想されるデザインをインスタグラム上で公募した。このコンテストには、世界各国からの応募があり、どれも非常に熱量の高い作品ばかりであった。その投稿作品の中から、個展の開催を控えるVERDYに気になった作品をチョイスしてもらった。

審査の日、プリントアウトした作品はテーブルいっぱいに広げられていた。何かのモチーフを形にした抽象的なグラフィックから、タイポグラフィや手描きのイラスト、CG作品など、バラエティ豊かな作品群を前に「この作品はどういう意味なんだろう。なんでこういうイラストになったんだろう。(選ぶのが)難しいな……」と呟きながら、1つ1つの作品に目を通していくVERDY。どれも良い作品なだけに、VERDYもすぐに「これ!」と作品を決めることはできず、審査には長い時間がかかった。
VERDYは「応募作品はどれも真剣に描かれたものばかりだったので見応えがありました。だから思っていた以上に選ぶのに時間がかかってしまいましたね。でも、作品を見ている時間は本当に楽しかったです。選んだ作品すべてに言えることなんですが、パッと見の印象が強く、目を惹かれたものを選びました」と審査の感想を述べた。
さて、熟考の上に選ばれたのは5作品について、どんな理由で選んだのか。さらに今回のコンテストを経て、VERDYが感じたのは、どんなことだったのかをインタビューする。

※作品に対するコメント掲載順序は作品の優劣によるものではなく、すべて同率になります。掲載は、質問の順番に記載しております。掲載している作品は、応募期間に投稿されたもののため、現在は閲覧できない作品もございます。

オリジナルのスタイルで描かれた作品に目を惹かれた

VERDY:この作品は、アメコミ調のイラストでスケートボードといった、自分の好きな要素が盛り込まれている作品だと思って選びました。今、僕が描く絵のスタイルはシンプルなタッチですけど、この作品のように細かく描きこむ時期もあったので懐かしい気持ちになりましたね。今回のテーマは前提に「Tシャツを作るなら」という条件がありますが、今作に関しては、純粋に良い絵だと感じました。

VERDY:対して、この作品はTシャツになった時のイメージが非常にしやすいですし、すでにTシャツとして販売されていても違和感がないぐらい完成されていると感じました。今回選んだ作品の中で、もっともコンテストのテーマに合っているデザインだと思います。

VERDY:この作品も自分のルーツに近い表現ですね。ハードコアを彷彿させるイラストなので、そこに目を惹かれて選びました。どこか親近感を覚えるものがあります。

VERDY:この作品は何歳の人が描いているのかわからないのですが、作品のタイトルやコメントから若い人だと思ってコメントしますね。きっとロックが好きな人だと思うんですが、もしバンドのデザインを仕事として引き受けたいと考えているのであれば、たくさん絵を描いて、自分の好きなバンドに作品を持ち込むなど、いろいろとチャレンジしていってほしいなと思います。僕自身、そのようにして絵を持っていったこともありますし、実際に使ってもらえた経験があります。音楽に関連するデザインをやっていきたいと考えている人であれば、ぜひ前向きに頑張ってほしいと思って選びました。

VERDY:この絵はとにかくインパクトがありますね。最初にたくさんの作品が並んでいる中で、すぐに目が行った作品です。それで審査中にずっと気になっちゃったんです。「なんで孔雀なんだろう!?」って。応募してくれた人は、それぞれストーリーに沿った作品を作っていると思うんですけど、今回、僕が見たかったのはオリジナリティを表現している人の作品なんですよね。そういう意味でも、この孔雀にこのフォントというのは、自分には想像できないし、新しいと感じました。画力も高いですよね。そこも斬新だなと選びました。

その人自身にしかないスタイルで描かれた作品を見たい

——応募作品の中には「Wasted Youth」や「Girls Don’t Cry」を彷彿させるタイポグラフィも多かったですが、そういった作品を選ばなかったのはなぜですか?

VERDY:メッセージで伝えるというのは自分のスタイルなんですよね。僕の場合は、イラストやデザインにオリジナリティが欠けていると考えているので、このスタイルに至ったんです。誰もがメッセージをデザイン化して発信すれば良いと考えているわけではないんですよね。

——自分のスタイルに沿った作品を募集したかったわけではないということですね。

VERDY:はい。その人自身にしかないスタイルで描かれた作品を見たいと考えていたので、中には作品としてクオリティの高いタイポグラフィやメッセージ性があるものもあったんですが、今回はあえて選びませんでした。自分に近い表現で作られたものよりも、オリジナリティがあって、新しいと感じられるもののほうに惹かれましたね。

——VERDYさんにとっては自身が審査する初めてのデザインコンテストとなったわけですが、実際にやってみて、どう感じられましたか?

VERDY:純粋におもしろかったです。けれど、もうちょっとテーマやモチーフ、作品の表現手段など、お題を明確に決めてもよかったのかもしれませんね。人によっては何を頑張って作品を描けばいいのか、わからなかった人もいるかもしれません。ただ、自由だからこそおもしろい作品はいっぱいあったし、選んでいないけど良いものがたくさんあったので、そこはとても嬉しかったです。

——今後もコンテストは開催したいと思いますか?

VERDY:もし機会があったら、やってみたいと思います。ただ、その時は実際に作品を送ってもらったほうが良いのかもしれないですね。モニターからでは伝わらない熱量があると思うし、原画だと見え方が変わってくると思うので。そしたらもっと選んでいた作品も違っていたかもしれません。そういったことも考えられたので、とても良い機会になりました。今回参加してくれたみなさんに感謝しています。

「TOKION × Wasted Youth T-SHIRT DESIGN CONTEST」でVERDYが選んだのは、今回の5作品。審査後にVERDYが語ったように、どの作品もおもしろさがあった。オリジナリティがあるものというのは、デザインを表現する上で非常に重要なこと。今回の応募者がプロとして活動している人なのか、趣味として絵を描いている人なのかはわからないが、グラフィックや絵が好きで描いている人は、今後もたくさんの作品を作りながら、自分だけのスタイルを見つけていってほしいと思う。最後になるが、今回のコンテストの応募作品すべてに大きな拍手を!

VERDY
グラフィックアーティスト、VK DESIGN WORKS所属。「Girls Don’t Cry」「Wasted Youth」の生みの親であり、国内外問わずブランド、アーティストとコラボレーションを手掛ける。現代ファッションシーンを代表する人物の1人。12月9日まで「カイカイキキギャラリー」にて、個展「RISE ABOVE」が開催中。
Instagram:@verdy

Photography Tetsuya Yamakawa
Text Ryo Tajima

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「TOKION」 × 「レショップ」Vol.2 現代的に蘇るヴィンテージのストーリー こだわり抜いたデニムジャケットが完成 https://tokion.jp/2021/09/17/tokion-lechoppe-nexusvii-vol2/ Fri, 17 Sep 2021 04:00:00 +0000 https://tokion.jp/?p=59200 「TOKION」 × 「レショップ」 × 「ネクサスセブン」がトリプルネームでローンチするデニムジャケット。ヴィンテージを現代的にアップデートした1着が完成したが、その詳細を当事者の3人に聞く。

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“1番の名品と大差ない、2番目に良いもの”を意味する「GOOD SECOND」をキーワードに、「TOKION」キュレーターの源馬大輔とセレクトショップ「レショップ」コンセプターの金子恵治が、ヴィンテージアイテムを再解釈し現代的にアップデートしていくコラボレーションシリーズ。その第2弾として9月18日にリリースされるのが、「ネクサスセブン」の今野智弘を迎えたトリプルネームのデニムジャケット“Trucker JKT Mod.”だ。

「ベルベルジン」ディレクターの藤原裕が、ヴィンテージデニムアドバイザーとして持ち込んだ膨大な数のヴィンテージデニムジャケットを参考に、今の気分と寄りそうように仕立てた1着は、トリプルネームの3者の他、「スタビライザージーンズ」デザイナーの矢實(やざね)朋がパタンナーとして参加した。

そんな豪華な顔ぶれが作った渾身作を、中心メンバーである源馬、金子、今野によるコメントとスナップで、シルエットやディテールの詳細を紹介したい。

ヴィンテージの表情を再現しつつ今の気分に合わせたシルエットに

約1年前から「GOOD SECOND」によるデニムジャケットの製作がスタートし、ようやくリリースに至った。前回でも触れたが、ヴィンテージデニムジャケットのサンプルを手にしながら、ディテールやサイズ感、素材を見直しつつ、細部にまで一切の妥協を許すことなく全員の総力を結集して作り上げた自信作だ。汚れや補強やカットオフが施された完成品は、ヴィンテージさながらの表情を見せるが、着丈や身幅などのシルエットが微調整され、今っぽく着こなせる。

襟と袖がカットオフされている仕様が目を引くが、その理由を金子がこう話す。
「実は数年前、原宿の『ベルベルジン』で、衿と袖がカットオフされたデニムジャケットを購入していて、それがシャネルジャケットのようで気に入っていました。僕の身長(170cm)だと、袖口がカットオフされているほうがちょうど良い長さだったし、デザイン的にも普通にデニムジャケットを作るより、エッジを効かせたいと思い、叩き台として提案したら、みんなが賛成してくれました」(金子)。

生地の加工や縫製などを考案したのは、「ネクサスセブン」の他、デニム生地を追求するブランド「ビヨンデックス」も手掛けている今野。
「加工後に、できるだけヴィンテージのデニム生地に近い落ち感とシボ感を出せるように、『ベルベルジン』の藤原くんも含めて『ビヨンデックス』チームで議論しました。当時のデニムジャケットのように、綿糸での縫製をすると、加工後の縫製糸の脆弱化が懸念されたので、コアスパン糸を採用しています。デニムパターンのスペシャリストである矢實くんの協力を得ながら、みんなで話し合い、より今っぽいシルエットに微調整したことで、良い方向でオリジナル超えを果たせたのでは、と思っています。何度も修正してくれた矢實くんは、本当に大変だったと思いますが……(笑)」(今野)。

そして、たび重なる修正を経て完成した本作の完成を見た源馬は、「もともとベースとなった金子さんのデニムジャケットを見ていましたが、ここまでの完成度とは。僕自身もデニムは好きですし、今野さんの作る『ビヨンデックス』のファンで絶対的に信頼していたので、口を出すところなんてないですね」(源馬)。

時代を超えて新たな表情で現代によみがえるデニムジャケット

完成したデニムジャケットを、スタイルサンプルとしてそれぞれに着こなしてもらった。

「着古したヴィンテージさながらの仕上がりなので、積極的にキレイめなアイテムや上品なアイテムと合わせたいですね。例えば、ウールのスラックスとスニーカーを、チノパンと革靴を、といったように、どこかで締めていくのが気分です。ヴィンテージのスウェットとかと合わせて、1990年代のハードアメカジみたいにコーディネートするのもアリです。完成度が高いので、リアルな古着とも相性が良いのは間違いありません」(金子)。

「ノーカラー仕様ということもあり、襟元の汎用性も高いのが魅力だと思うので、襟付きのシャツスタイルでも、丸首でも合わせられると思います、でも個人的には、立ち襟の薄手のジャケットやパーカの上から羽織ってみるのも、おもしろいかなと思います」(今野)。

「トリッキーに見えるノーカラータイプだけど、デザイン自体はオーセンティックなので、なんでも合わせられると思います。僕だったら、コートの下でも着てしまうし自由に楽しんでほしいですね」(源馬)。

今回「GOOD SECOND」に携わった今野は、ヴィンテージをモチーフにして作ったデニムジャケットに、こんな思いを抱く。「価格の高騰や枯渇などで手を出しにくい人も多いヴィンテージデニムですが、今回作らせてもらったこちらは、ヴィンテージをモチーフにしつつも、デザイン性やシルエット感は現代の気分にマッチするので、ユース世代を含めて幅広いファッション好きに響いてくれるのでは、と期待しています」。
その言葉の通り、年々数が減少し、価格は右肩上がりとなっているヴィンテージデニム。それに匹敵するほどの完成度で仕上がり、現代らしく着こなせるこちらにも、満足できることだろう。

Photography Shinpo Kimura
Text Shogo Komatsu

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「TOKION」 × 「レショップ」 × 「ネクサスセブン」によるデニムジャケットが完成 日本屈指のデニム識者達の熱意がこの1着に https://tokion.jp/2021/09/10/tokion-lechoppe-nexusvii/ Fri, 10 Sep 2021 09:27:22 +0000 https://tokion.jp/?p=59156 「TOKION」とセレクトショップ「レショップ」による「GOOD SECOND」シリーズの第2弾がリリースされる。今回は「ネクサスセブン」を交えたトリプルネームのヴィンテージのデニムジャケットを現代的にアップデート。

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“1番の名品と大差ない、2番目に良いもの”を意味する「GOOD SECOND」をキーワードに、「TOKION」キュレーターの源馬大輔とセレクトショップ「レショップ」コンセプターの金子恵治が、ヴィンテージアイテムを再解釈し現代的にアップデートしていくコラボレーションシリーズ。8月に「アウトドアプロダクツ」のバックパックをリリースしたばかりだが、その第2弾が完成した。

今回リリースするのは、デニムジャケット。デニムに精通する「ネクサスセブン」デザイナーの今野智弘を迎えたトリプルネームとなり、さらには「スタビライザージーンズ」デザイナーの矢實(やざね)朋もプロジェクトに参加。おのおのの思いとセンスを注入した渾身作を、9月18日に発売する。

豪華な顔ぶれによってヴィンテージを再解釈したデニムジャケット

ヴィンテージ市場や1990年代の渋カジブームに欠かせない存在のデニムジャケット。「TOKION」と「レショップ」による「GOOD SECOND」の第2弾では、そのデニムジャケットにフォーカスしたアイテムの製作が決定し、「ネクサスセブン」をそのゲストパートナーに招いた。さらに、本作のパタンナーとして「スタビライザージーンズ」の矢實にプロジェクトへの協力を仰いだ。そんな盤石の布陣と呼べるメンバーにより、ヴィンテージデニムジャケットの再解釈プロジェクトが1年前から始まった。

それぞれが持ち寄ったデニムジャケットに加え、ヴィンテージデニムアドバイザーとして「ベルベルジン」の藤原も持ち込んだ、あらゆる年代のデニムジャケットの実物に触れながら方向性を話し合い、ベースとなる1着から、ディテールやシルエットまでを選定。ただ単純に再現したり、名品のハイブリッドを生み出したりするのではなく、それぞれが持つヴィンテージデニムに対する情熱や1990年代当時の空気感、そして現代の気分を融合し、識者全員が納得する1着が誕生した。

ヴィンテージの魅力を詰め込んだ現代的に着こなせる完成度の高さ

仕上がった1着を手に、プロジェクトの中心となった金子はこのように振り返る。「僕のワードローブの中心にあるのは、いつもデニムです。それはファッションに目覚めた頃からずっと変わらず、もう絶対になくてはならない存在。これだけ経年変化を楽しめて、汎用性も高く、ずっと飽きが来ないものなんて、他にないと思っています。今回のプロジェクトに携わってくれた座組みは本当にすごい。これだけたくさんのサンプルを集めて、このような豪華なメンバーで1着を作り上げていくなんて、僕にとっては、このプロジェクトそのものがスペシャルでした」。

ここ数年、若年層のデニム離れが話題となっていたが、1990年代のスタイルがトレンドとなり、デニム再燃のムーブメントが巻き起こっている。その中でローンチを控えるこちらのデニムジャケットは、ヴィンテージに思いをはせながら、今のムードで着こなすことができる1着だ。次回は、ディテールやシルエットをひもときながら、源馬、金子、今野3人によるスナップとコメントで詳細を紹介する。

Photography Shinpo Kimura
Text Shogo Komatsu

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源馬大輔×「レショップ」金子恵治対談 未知のものを探すバイイングと、服の魅力を再発見できる店づくり 1990年代ヴィンテージブームをテーマに、2人が生み出すものとは? https://tokion.jp/2021/08/13/keiji-kaneko-x-daisuke-genmma/ Fri, 13 Aug 2021 01:00:00 +0000 https://tokion.jp/?p=52321 「レショップ」のコンセプター・金子恵治のバイイングの思いを通して1990年代ヴィンテージブームをテーマにしたコラボアイテムの背景に迫る。

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「TOKION」はMIYASHITA PARK内の「TOKiON the STORE」やECで、国内外のアーティストやクリエイターとタッグを組んだアイテムを展開している。本企画は、「TOKION」キュレーターの源馬大輔が“今”会いたい人と対談をしながら、プロダクト開発のきっかけを探る。

今回登場するのは、青山とMIYASHITAPARKに店舗を構えるセレクトショップ「レショップ」のコンセプターとして同店のバイイングなどを手掛ける金子恵治。「レショップ」は、シャツやデニムウェア、チノパンなど上品でトレンドに左右されないアイテムを中心にラインアップしながらも、素材やサイズ、ディテールなどが一癖あるものが多く、決して安易なスタンダードには陥らないセレクトが特徴だ。買い付け先も国内外のブランドをはじめ、時には一見ファッションとは縁がないような国外の田舎町へも足を運ぶなど、豊富な経験をもとにした金子のセレクトは、目の肥えた長年の服好きからファッションに情熱を注ぐ学生まで、幅広いファンを獲得している。2019年には「コモリ」のデザイナー・小森啓二郎とともに、9サイズ展開のシャツなどを制作する「レショップ」のオリジナルレーベル「LE」を立ち上げた。

源馬もまた、高校卒業後に渡英してイギリス・ロンドンのセレクトショップ「ブラウンズ」でバイヤーとしてキャリアをスタートさせた。今回は2人の対談から、金子のバイイングへの思いや「レショップ」の店舗としてのあり方に迫る。そして、今回の対談からどのようなプロダクトが生まれるのか。

まだ日本で知られていないものを探し出す

源馬:金子さんとは前にも一緒に仕事していましたが、それ以前から人づてに金子さんという人がやばいものをバイイングしているって話を聞いていたんです。へぇって思っていたんだけど、実際に会ってみたら本当にやばいものを買っている人だった(笑)。

金子:僕も「ブラウンズ」のバイヤーだった源馬さんを海外でよく見かけていたんですよ。源馬さんは背が高くてガタイも良いから目立っていて(笑)。「ブラウンズ」に日本人バイヤーがいることは噂で聞いていましたけど、まさか一緒に仕事をするようになるとは思いませんでした。

源馬:金子さんがバイイングしたものの中で特に印象的だったのはエスパドリーユです。僕はそれまでエスパドリーユにおしゃれなイメージがなかったんですがそれはとてもカッコよくて、僕が関わっているブランドのルックブックでも一度使ったことがあります。

金子:当時はインターネットも発達していなかったけど、バルセロナにはエスパドリーユが文化として根付いることは知っていて、お城の守衛とかが履いている写真なども見ていたんです。僕は現地に行けばなんとかなると思っているので、まずは行ってみようと。

源馬:金子さんみたいに世界中をまわって、高価なものから安いものまでカバーする人はなかなかいないと思います。ある時、アルゼンチンへ行くって聞いた時は何を買い付けるんだろうとびっくりしたけど、ちゃんと成果を持って帰ってくるんですよね。

金子:昔からやっていることは変わらなくて、扱うアイテムの幅が少し広がってきましたね。

源馬:僕は、アイテム自体はなじみがあるけど、ちょっと人と違うものをよく買うんですが、金子さんはそもそも「それ、何?」ってものを見つけてくる。

金子:多くの人が初めて見るような、日本では広まっていないものを紹介することはかなり意識しています。

源馬:僕も未だに見たことないものに出会えるのは嬉しいんですよね。

金子:そういう人達のためにもいろんな国に行くんです。他にもロサンゼルスでは田舎の海沿いでスニーカーを手作りしている職人を見つけたり、とにかく実際に現地での情報を稼ぐ。そうでないと、人を感動させられるものは見つけられません。

源馬:今はみんなが見たことないものを探すのは大変なんじゃないですか?

金子:実は今のほうが探しやすいんです。昔は僕みたいなバイヤーが何人かいたんですけど、減っちゃって。みんな同じところに買い付けに行くようになったのかもしれません。

源馬:ライバルがいなくなっちゃったんだ。

金子:「レショップ」を始めた6年前には、これはもう探し放題だぞと。今はネットで情報を拾えるから、現地に行くきっかけも作りやすいんです。あとは、例えばパリの展示会に行く時はアメリカに寄ったり、回り道しながら多角的な視点でバイイングしています。

「レショップ」が行うのは、物の紹介と服の魅力を再発見できるきっかけを作ること

源馬:金子さんはスタンダードをちゃんと知っているから、変わったものをバイイングしても説得力があるんですよね。以前、フォトグラファーと服のギミックはもの自体のクオリティーが高いからこそ活きるっていう話をしたんですけど、その考えと一緒。

金子:さっき話したエスパドリーユも、探せばゴロゴロ見つかるんですよ。でも1つひとつ実物を見ていくと、クオリティーの差がはっきりわかります。 

源馬:常識を知らないで非常識なことはできないですもんね。

金子:ただ、バイヤーとしては地道に見つけたものをファッションとして発信するのが良いと思うんですけど、僕はあくまでものの紹介をするだけでいいんです。そのアイテムをおもしろいと思った人が、自由にかっこよく着こなしてくれるのが楽しみ。「レショップ」では基本的にスタイリングの提案はしませんし、トルソーも、ものを紹介するツールと考えています。

源馬:自由に着てほしいということに関連して言えば、「レショップ」ではオリジナルアイテムも作っているじゃないですか。一般的にはSからLの3サイズのところを、超小さいものから大きいものまでを何サイズも展開していますよね。

金子:そうですね。リスキーだけど、どこかの誰かが喜んでくれると思うんです。

源馬:小柄な女性でもジャストからオーバーサイズまで自由に着られる。今では豊富なサイズ展開もややスタンダードになりつつありますけど、以前からそれをやっているのはビジネス的にも挑戦ですよね。ロスが出ることも考えちゃいそうですが。

金子:そういうサービスをしていかないと、店舗としても先があまりないんじゃないかと。

源馬:スタンダードなものをサイズ違いでそろえることで、急に新鮮に見えるのがおもしろいですよね。

金子:お店を通して、アイテムの魅力を再発見してほしいとも思っています。白シャツでも、身幅が広かったり着丈が短かったりすることで、古着でしか見つけられなかったサイズ感を新品でも見つけられるような、再発見のきっかけになる商品作りをしています。そのような仕掛けは常に考えています。

1990年代の人気アイテムを再解釈

源馬:今回、金子さんと1990年代のヴィンテージブームをテーマにしたアイテムを作りたいと思うんです。

金子:懐古主義ではなくて、今の空気を含ませて、当時を知らない人達にも魅力が伝わるものが作りたいですね。

源馬:現代的にアップデートしたものがいいですよね。

金子:僕が最初に服のめり込んだきっかけはヴィンテージで、世代的にも1990年代のブームど真ん中でした。今また、当時くらいの勢いでヴィンテージが好きになっているんですが、それだけだとモヤモヤすることもあって、新しく編集したようなものを作りたいですね。

源馬:僕もファッションの入り口は古着でしたね。今でも覚えているんですけど、ネオ・ロカビリーって音楽が日本に入ってきた時に、1950年代の古着もブームになって。そのあとにデザイナーズ・ブランドと出会ったから、「リーバイス」のヴィンテージデニムと「レッド・ウィング」のブーツに、「ドリス・ヴァン・ノッテン」を合わせたりしていました。

金子:僕もそういう時期ありました。アイテムの雰囲気が違いすぎるとなかなか取り入れられないけど、中にはヴィンテージデニムとかにも合うデザイナーズブランドがあった。懐かしい。その感覚、忘れていました。

源馬:ヴィンテージはサイズが小さいものも多いから、最近は着る機会が減ったけど、ヴィンテージ特有のロマンチックなディテールには今も魅了されます。あと、昔、古いデニムジャケットに自分で内ポケットをつけているおじさんを見たんですよ。しかもボロボロになったバッファローチェックシャツの生地で。ステッチが表に出たりして粗い作りなんですが、そのイレギュラーな感じが印象に残っているんです。たぶんその人は自分の生活に合わせて軽いノリだったと思うんですけど。

金子:パーソナルな小ネタって実はすごく大事なんですよね。僕はなで肩なので着る服のパターンをかなり気にするのですが、仕入れにも反映しているんですよ。でも、その個人的なことって意外と人に伝わるというかおもしろがってくれる。

源馬:パーソナルな小ネタ、良いですね。大きかったら良くないんですよ。

金子:ちょっと話がそれるんですけど、昔のファッション業界は若い世代が先陣を切って作るものなんだと考えていた節もあって。アパレル企業はバイヤーに若手を採用しますし。だから自分がこの年までバイヤーを続けているとは思っていなかったんですが、今は感性よりも経験や知識が役に立っています。

アパレルの仕事は、昔の洋服を知らないとつまらないんじゃないかと思うことも多くて。昔のものを知っていれば知っているほど、もの作りの背景を深く理解できるし、自分も経験をもとに年々ものをたくさん作れるようになっているんです。

源馬:世代によって服の作り方も変わりますもんね。

金子:今回、アイテムによってはそれに詳しい人とも一緒に作れればと思っています。デニムだったら、「ネクサスセブン」の今野(智弘)さんとか。やっぱり、本物を作らないと当時を知っている人も満足しないし、若い人にも良さを伝えられないと思うんです。

源馬:昔、DJハーヴィーがDJはエデュケーションが大事だと言っていて。要は、みんなが知っている曲だけじゃなく、「この曲何?」って思われるものもかけないといけない。未知のものも発信することが大事なんです。

金子:すごくいい話ですね。

源馬:服にもエデュケーションの要素があったほうが、知識欲も満たされると思うんです。もちろんやりすぎも良くないけど、少なくとも半分くらいはその要素があってもいいと思っています。

源馬大輔
1975年生まれ。1996年に渡英し、1997年ロンドンのブラウンズに入社、バイヤーとしてのキャリアをスタートさせる。 2002年帰国後、中目黒にセレクトショップ、ファミリーを立ち上げ、 WR/ファミリー エグゼクティブ・ディレクターに就任。2007年に独立し、源馬大輔事務所を設立。セリュックス(旧LVJグループの会員制クラブ)のブランディング・ディレクターなどを務め、現在は「サカイ」のクリエイティブ・ディレクションや香港の高級専門店レーン・クロフォードのバイイング・コンサルタントなどを行っている。経済産業省「ファッション政策懇談会」の委員も務める。

金子恵治
1973年生まれ。セレクトショップ「エディフィス」にてバイヤーを務めた後に独立。自身の活動を経て、2015 年に「レショップ」を立ち上げる。最近で「ETS.マテリオ」や「アウトドアプロダクツ」のフラッグシップストアを立ち上げ、その活躍は多岐にわたる。

Photography Kazuo Yoshida

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源馬大輔×長場雄対談 情報が詰まったミニマルなアートワークから、「TOKION」とのコラボの背景までを聞く https://tokion.jp/2021/07/30/daisuke-gemma-x-yu-nagaba/ Fri, 30 Jul 2021 11:00:00 +0000 https://tokion.jp/?p=49555 「TOKION」キュレーターの源馬大輔とアーティストの長場雄の対談。長場の作品制作や現在のスタイルへの思い、そして今回のコラボアイテムの魅力に迫る。

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「TOKION」はMIYASHITA PARK内の「TOKiON the STORE」やECで、国内外のアーティストやクリエイターとタッグを組んだアイテムを展開している。本企画は、「TOKION」キュレーターの源馬大輔が“今”会いたい人と対談をしながら、プロダクト開発のきっかけを探る。

今回登場するのは、アーティストの長場雄。彼は自身が影響を受けたカルチャーをもとにしたアートワークや個展の開催をはじめ、「ユニクロ」や「コンバース」といったファッションブランド、ミュージシャンなどとのコラボレーションも行っている。昨年12月に開催した個展「The Last Supper」も大盛況のうちに幕を閉じた。

長場のアートワークは数本の線で描かれたシンプルな構成ながらもモチーフの特徴を正確に捉えており、そして笑顔からしかめっ面、どこか愛らしさのある真顔まで、さまざまな表情を見せてくれる。

今回の対談では、長場の制作への向き合い方やアートワークに込めた思い、そして「TOKION」とのコラボアイテムについて話を聞いた。

モチーフを的確に表す線を見つけるようにして描く

源馬大輔(以下、源馬):初めて長場さんにお会いしたのは、僕が2017年の東コレで「タカヒロミヤシタザソロイスト.」のショーを手伝った時ですね。長場さんが限定アイテムのグラフィックを描いていて。その前から作品は拝見していましたが、長場さんは自分にしかできない見方でモチーフを捉えているのが本当にすごいんですよ。そう思いませんか?(笑)

長場雄(以下、長場):たまに俯瞰して「自分はこういうふうに表現してたんだ」って思うこともありますね。

源馬:モチーフはもっと複雑なはずなのに、作品はたった数本の線で構成されていますよね。

長場:いかに線の数を減らしながら特徴を表現するかは常に課題にしてます。

源馬:モチーフを観察する時はどんなところを意識しているんですか?

長場:輪郭や全体のシルエットはよく見てますね。髪型や眉毛の角度とかもですし、この人は猫背だとか胸を張っているとか、姿勢は人となりを表しますから。もちろん輪郭だけに集中しているわけじゃないですが、モチーフを的確に表すのはどんな線なのかを見つけるように描いています。

源馬:長場さんの作品にはバイブスがあると思うんですよ。説明できないけど、何か伝わってくるもの。

長場:バイブスにつながっているかはわからないけど、モチーフから最初に受けた印象は薄れないうちに作品に落とし込むようにしています。理屈じゃなくて感覚的に表現しているというか。

源馬:興味深い。目は基本的に点で表現していますけど、それでいながら表情のバリエーションが広いですよね。

長場:目を点にすると無表情になりがちですけど、よくやるのが眉から鼻にかけてT字の線を入れて、それに合わせて目の高さを変えたり位置を寄せたりしています。そうすると印象が変わるんです。

線が少なくとも、観る人がいろんな情報をくみ取ってくれる作品を目指す

源馬:去年の個展にもたくさん人が集まっていて、長場さんの作品がいかに人を引きつけるかを再認識しました。例えばアートワークのモチーフを知らない人も夢中になれる。

長場:個展では自分が好きなミュージシャンや俳優みたいなカルチャーにまつわる人だけではなく、街中で見かけた一般の人達も描きました。有名無名問わず雰囲気のある人っているじゃないですか。最近はそういう人をすごく描きたくなるんです。

源馬:本人のセンスなんでしょうけど、絶妙なスタイリングをしている人っていますよね。描かれた人からしても名誉なことだと思います。前から聞きたかったんですが、長場さんはデッサンも得意なんですか?

長場:そんな上手いほうではないと思うんですけど……美術予備校に通っていた時はよく描いていましたが、他にもっと上手い人がいたので。独立前はいろんなスタイルをそつなくこなしていた感じですが、その時もキャラクターものが描きやすかったかもしれません。

今のスタイルは1〜2年くらい研究してできあがったんです。自分にしかできない、自然と内から出てくるようなものを表現したくて。そのために、まずは日常生活や身の回りのものを見直しながら必要なものを選別していきました。

源馬:確かに生活スペースのちょっとしたことも仕事に影響しますよね。例えば部屋にダンボール箱が2週間あるとするじゃないですか。それがなくなると急に開放感があってメンタルも変わりますもんね。

長場:目に入ってくるものが自分の中で積み重なっているんですよね。見たり聞いたりしたものから表現が生まれてくる。

源馬:クリエイションって意外と生活の延長線上にあったりしますもんね。それにアイデアが思いつかない時、掃除をしたり目線を変えたり実際に体を動かすと思考も変わるじゃないですか。どんなクリエイターもずっと机に向かっているわけじゃないですし。

長場:そうですね。それに無理して苦手なことをしないことも重要だと思います。前職では色を使ったアートワークを求められることも多かったんですがあまり得意ではなく、自分が本当にやりたいことは何かと考えた時に、思い切って苦手なものを全部切り捨てちゃおうと。だから、最初はシンプルな線だけで表現することも1つの挑戦だったんですよ。

源馬:線はミニマルなのに、伝わってくる情報量は多いんですよね。

長場:僕は好きなアーティストを聞かれたらドナルド・ジャッドを挙げることが多いんです。彼はミニマルと言われていて、作品は一見なんでもない箱なんだけど、僕が初めて彼の作品を見た時に何かすごく訴えかけてくるものを感じたんですよね。これはなんなんだ、と思って。作品を通して見るという行為を再定義してくれたんです。自分もそこに共感して、線が少ないからといって素っ気ない作品にするのではなく、観てくれる人がいろんな情報をくみ取って、視点も豊かになるきっかけなったら嬉しいです。

源馬:ジャッドはミニマリズムの代表格的な扱いだけど、箱とかが連続して並べられたり、サイズが変わったりするだけで違った印象になるじゃないですか。人間の脳みそってポンコツな時もあるけど、ミニマルなものが連続して並んでいる様子が美しいという考えは本当に素晴らしいと思うんです。

長場:この前、「エスパス ルイ・ヴィトン大阪」でカール・アンドレとジョアン・ミッチェルの展示を観たんですよ。木彫と抽象画の組み合わせももちろんですけど、アンドレの木彫が連続して並んでいるさまもすごく良くて。

源馬:ずっと観ちゃう、みたいな。

長場:観ていると吸い込まれるんですよね。しかも作品は木でできているから、ディテールも微妙に違ったりしていて。

源馬:僕はアーティストのちょっとした置き物とかを買う時は必ず3つとか5つとか奇数個にするんです。それをアンバランスに並べて見ると、良いねぇって思う(笑)。

長場:ちょっとした差を見つけるんですね。

源馬:長場さんはとんでもなく大きい作品とかは描かないんですか?

長場:去年の個展でも幅4メートルの作品は描きましたが、もっと大きいものもやりたいですね。

源馬:トーマス・ルフという写真家が、顔がアップになったポートレートを大きく引き伸ばした作品を制作しているんですけど、僕が初めてその作品を見た時にかなり衝撃を受けたんですよ。写っているのは全然知らない普通の人ですけど、その巨大なポートレートが複数枚並んでいるところも良くて、「これはやばい」と思ったんです。

長場:圧倒するものやりたいですね。それこそ、ビル丸々使って描くとか。

源馬:もちろん大きいものが良いというわけではないけど、それだけで1つの価値があると思うんです。巨大なパブリックアートとかもインパクトありますもんね。

生活の延長線上にあるクリエイション

源馬:今の生活もスタイルを模索していた時とあまり変わらないですか?

長場:そうですね。規則正しいですし、制作時間も決めています。

源馬:そういった中でも制作に集中できない日とかもありますか?

長場:ありますね。それにインプットする時間も減ってきちゃっているから……ちょっと行き詰まったら展覧会を回ったり、本屋に行ったりしています。SNSももちろんインプットの1つだけど、やっぱり実際に何かを見ることが大事なんですよね。

源馬:SNSでも発見はあるけれど、音楽でいえば自宅の見慣れたレコード棚をあさっている感じがしますね。やっぱり外に出ると、レコード屋みたいに新しいものに出会えるというか。

長場:そうそう。そういえば最近またレコードで音楽を聴くようになったんです。10年ぶりくらいにちゃんと環境を整えて。制作中もずっと音楽を流しています。パク・へジンやイェジのような最近のアーティストも好きですが、アナログでマッシヴ・アタックを聴き返したらやっぱりカッコいいと思いましたね。

源馬:良い環境でトリップ・ホップとかを聴くとその奥深さに気づきますよね。レコードってA面とB面で曲が止まるところも良いと思うんです。ずっと流れているんじゃなくて、いったん止まるからこそ音楽をちゃんと聴くマインドになるのかもしれません。昔の曲は展開も覚えているし。

長場:ストリーミングだとずっと音楽が流れていることもありますもんね。

源馬:そのせいか、曲名すらわかるかどうかあやしい(笑)。新しいこともインプットしつつ、自分の中にもともとある引き出しも開けていかないと精神衛生上良くないですもんね。

アートワークが“半立体”に

源馬:今回のコラボの話を最初にした時、作品を立体にするアイデアはおもしろくても、正直断られるかもしれないと思ってました。アーティストの意図しない提案になっていないかなって。

長場:ある日突然眼鏡が送られてきたんですよ(笑)。「ドローイングが立体になる」ということも、最初はどういうことなんだろう……って思って。

源馬:長場さんの作品は平面だからこその魅力もありますし、今回のような表現を許してもらえたのが嬉しかったです。

長場:話を聞くうちに立体までいかない、“半立体”の感じが良いなって思ったんですよね。あとはオブジェとして置きやすいものがいいとお話しはしましたね。

源馬:結果そうして良かったですね。眼鏡自体のクオリティーも高いし。長場さんの平面の作品に立体感が加わったことで、いつもとは違った鑑賞体験ができそうです。

長場:線も立体だから影とかも出ますもんね。

源馬:線がどのように描かれているかがよくわかるんです。普段作品を見ると、わりとサッと速い筆致で描かれているように思えるんだけど、実際は手描きだからどうしても線が揺れているわけじゃないですか。

長場:手描きの雰囲気は大切にしていますね。インクが紙ににじんでいく感じとかも好きで。線は速いスピードではなく、どちらかというとゆっくり描いているんです。それにパソコンで制作することもできるんだけど、手描きの感じは出ないから自分の中ではしっくりこなくて。

源馬:その手描きこそが作品のムードを生み出しているんでしょうね。今回は平面ではないけれど、かといって完全な立体でもない。絶妙な立ち位置のアートに仕上がったと思います。

長場雄
アーティスト。1976年東京都生まれ。東京造形大学デザイン学科卒業。アーティストとしての活動のほか、雑誌、書籍、広告、アパレルブランドとのコラボレーションなど様々な領域で活動。過去のワークスに、「ユニクロ」「アシックス」「G-SHOCK」「ビームス」とのコラボレーション、その他、マガジンハウス、「リモワ」、「テクニクス」、Spotify、ユニバーサルミュージック、モノクルなど国内外問わずさまざまなクライアントにアートワークを提供している。

源馬大輔
1975年生まれ。1996年に渡英し、1997年ロンドンのブラウンズに入社、バイヤーとしてのキャリアをスタートさせる。 2002年帰国後、中目黒にセレクトショップ、ファミリーを立ち上げ、 WR/ファミリー エグゼクティブ・ディレクターに就任。2007年に独立し、源馬大輔事務所を設立。セリュックス(旧LVJグループの会員制クラブ)のブランディング・ディレクターなどを務め、現在は「サカイ」のクリエイティブ・ディレクションや香港の高級専門店レーン・クロフォードのバイイング・コンサルタントなどを行っている。経済産業省「ファッション政策懇談会」の委員も務める。

Photography Kazuo Yoshida

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TOKION × Wasted Youth Vol.3 TOKIONとVERDYがインスタグラム上でTシャツデザインコンテストを開催 https://tokion.jp/2021/07/22/tokion-x-wasted-youth-vol3/ Thu, 22 Jul 2021 02:00:00 +0000 https://tokion.jp/?p=47740 本日から、グラフィックアーティスト、VERDYとTOKIONによるTシャツデザインコンテストを開催する。コンテストにまつわる思いをVERDY本人に聞く。

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グローバルな活動を展開している人気グラフィックアーティストのVERDY。中でも自身がクリエイションを手掛けている「Wasted Youth」や「Girls Don’t Cry」といったプロジェクトは、世界中に熱烈なファンを持っている。その一挙一動を見逃すことのできないVERDYが、本日より「TOKiON the STORE」でポップアップイベント「TOKION × Wasted Youth “I can’t waste my time anymore.”」を開催している。

発売されているアイテムは、ロサンゼルスで撮影された最新ルックで紹介されている「ハーゲンダッツ」「ポスカ」とのプロダクトをはじめ、アロハシャツやショーツ、ビーチシートといった「Wasted Youth」の新作なども幅広く取りそろえている。

その開催中のイベントに合わせて、TOKIONではVERDYと共同企画した投稿型デザインコンテスト「TOKION × Wasted Youth T-SHIRT DESIGN CONTEST」をスタートする。本コンテストは、「もしあなたがTシャツを作るなら……?」のお題の下、みなさんがデザインした作品をインスタグラム上で募集。後日、VERDY本人が投稿された作品の中から気になったデザインを厳選し、TOKIONのサイト上で紹介する。

そこで本企画を考案し、過去には雑誌上で企画されていたTシャツコンテストに応募した経験もあるというVERDYに、本企画に対する思いを聞いた。

僕にとっては新しい人に出会える機会。気軽に楽しむ気持ちで参加してほしい

ーー今回、VERDYさんが「TOKION × Wasted Youth T-SHIRT DESIGN CONTEST」を開催しようと思ったのはなぜですか?

VERDY:2020年にコロナ禍になって以降、取材を受ける数を減らして自宅でできる企画を発信するようにしていたんです。例えば、グラフィックをアップして、みんなが塗り絵を楽しめるようにしたりなど。そんな時勢で今、自分がTシャツコンテストをやったらおもしろいことになるんじゃないかなという思いが原点にありました。しかも今回は、TOKIONとの共同開催ということもあって、メディアと一緒に行えることで、さらに意味がある企画になると感じたんですよね。

ーーコンテストを開催することでおもしろいことになるというのは、どういうことですか?

VERDY:以前、自分の母校(VERDYが通っていた専門学校)で講義を行ったことがあるんですけど、授業後に一部の生徒がポートフォリオを持ってきて、僕にどう感じるか意見を言ってほしい、どうすれば良くなるかアドバイスがほしいと聞かれたことがあるんです。他にもポップアップを開催した際に、絵を持ってきてくれる人もいるんですけど、そういうふうに行動できる若い子は本当に少数だと思うんですよね。まず、僕と対面で会う機会があることに限られてしまいますし。けど昔の自分のようにデザインしたいしデザイナーになりたいけど就職したい所もなくて、もやもやしてる人がたくさんいるんじゃないかなって思って。

ーーそうですね。直接話ができる距離感となると、とても少ないと思います。

VERDY:ですよね。でも、世界中に「自分の絵はイケてる!」と思っている人が大勢いると思いますし、SNSで発信している人数も考えたら数えきれないくらいいるじゃないですか。僕自身、新しい才能を持った人に出会いたいと思っても、とてもじゃないけど、世界は広くて見つけ出すことはなかなかできないと思うんです。でも、コンテストという形式を取れば、住んでいる場所を問わずして、多くの人が参加できますし、数多くの作品が集まることで、おもしろい発想や想像力を持った新しい人に出会えるんじゃないかと考えました。なのでとても楽しい企画になるんじゃないかと思っています。

ーー今回、TOKIONと共同で開催することにしたのは理由がありますか?

VERDY:こういった企画(=Tシャツコンテスト)自体は以前からやりたいと思っていて、いつ誰とやるのが適しているかを考えていたんです。今回は「Wasted Youth」 × 「ポスカ」のコラボレーションアイテムをリリースしますし、“描く”ということにフォーカスしたプロダクトだったことも考えると、テーマ的にもコンテストの開催はマッチしていると感じました。それにインスタグラムをはじめ、SNSが浸透した現代であれば、応募作品をSNSにアップして世界中のみんなとシェアできるし、昔と比べると、より意味があると思うんですよね。

ーー昔というと、以前、VERDYさんもTシャツコンテストに参加された経験があるのだとか?

VERDY:そうですね。2012年に日本のストリートカルチャーマガジン『Ollie』がNIGO®さんのサポートの下、雑誌上でTシャツコンテストを開催したんです。そして、その審査員がNIGO®さんだったんですよね。それに応募したことがあります。

でもちゃんと応募規定を読まずに応募してしまったので、規定にあったことを描かずに、「ヴァンズ」を履いてライヴハウスでモッシュしている少年のイラストを送っちゃって……(笑)。そのコンテストは、グランプリに1作品が選ばれて、9作品が入賞という結果だったんですが、なんと僕の絵がその入賞枠に選ばれたんですよね。今になってNIGO®さんにその話をしたんですけど、覚えてくれていたんです。それはとても嬉しかったですね。

ーーコンテストに応募して入賞したこともすごいですが、時を経てNIGO®さん本人とその話ができたというのも夢がありますね。

VERDY:応募当時、僕はまだまだ無名でしたし、大阪に住んでいて、東京で出版されている雑誌に載るチャンスなんかないと思っていたので、応募した時も、すごくドキドキしたんですよね。応募以降は、グランプリが掲載されている号の発売が待ち遠しかったですし、入賞できた経験は、今思えば絵を描くことを諦めなかった理由の1つになっているんじゃないかと思います。当時の自分のように、表現したいものはいっぱいあって毎日絵を描いてるけど、発表する場所がない若い人は多いんじゃないかなと。

ーーしかも今回のTシャツコンテストは、VERDYさん自身が審査員なわけですから、「Wasted Youth」や「Girls Don’t Cry」のファンにとっても嬉しいでしょうね。

VERDY:そう思って応募してくれる人が増えたら嬉しいです。僕は先程の応募当時は、バンドのアートワークなどを手掛けていて、そのシーンからデビューできたと感じているんですけど、今、同じような状況でバンドが好きで絵を描いている若い子はいるのかなと知りたいです。ブランドをやっている人の中にも、おもしろいグラフィックを作る方はいるのかも知りたいです。僕はカッコいいことを真剣にやっている人が好きです。

ーー若い世代から新たな才能を発掘したいという思いもあるんでしょうか?

VERDY:いえ、そういったわけではなく、単純に“知りたい”という思いが強いです。あえて何かを伝えるという意味で言うなら、若い世代に古いシステムにのみ込まれないやり方があることを知ってほしいという気持ちはあります。

ーーといいますと?

VERDY:僕がいるようなシーンで駆け出しのデザイナーとして活動していると、1デザイン数万円とかで描いた絵が何年もずっと使われて売られ続けてしまったりという、フェアじゃない状況で仕事をせざるを得ないこともあるかもしれません。でも自分で作ったものに対してはちゃんと対価を受け取って、同時に自分の作品に対して責任を持つべきだと思います。有名か無名かというのは関係ないはず。有名になると、いろんなところからオファーがくるようになるし、最初は嬉しいから全部引き受けてしまいがちだし、結果として注目され過ぎることで、世の中にデザインが急にあふれてしまって、一時的に仕事が増えても上手くいかなくなった人や忙しすぎて自分のバランスを崩してしまう人もいたります。そんなふうに才能を潰してしまったらもったいないですよね。
企業やブランドからしたら1つのデザインにすぎないかもしれませんけど、自分は自分の名前をずっと背負っていかなければいけないので大切にしないといけないなって思っているので、そういったことを伝えたいという気持ちがあるのかもしれません。

ーーわかりました。今回のコンテストですが、応募者にはどんな気持ちで作品を送ってほしいですか?

VERDY:軽い気持ちで送ってくれるだけでも嬉しいし、本気で描いたものを送ってくれるのももちろん嬉しいです。イラストやグラフィックを上手に描けるかどうかなんて気にしないでほしい。完成された作品を見たいわけではないので、こんなの送ってもいいのかな? と遠慮することなく、自由に気軽に楽しむ気持ちをもって参加してほしいです。

VERDY
グラフィックアーティスト、VK DESIGN WORKS所属。「Girls Don’t Cry」「Wasted Youth」の生みの親であり、国内外問わずブランド、アーティストとコラボレーションを手掛ける。現代ファッションシーンを代表する人物の1人。
Instagram:@verdy

「TOKION × Wasted Youth T-SHIRT DESIGN CONTEST」

【応募期間】
〜8月6日(金)

【デザイン条件】
「もしあなたがTシャツを作るなら……?」のイメージでデザインを制作ください。

【応募方法】
本日より、8月6日までに #wy_tokion_2021 のハッシュタグと@tokion.jpをタグ付けして、デザインイメージのコメントを添えてフィードに投稿してください。
応募期間終了後、VERDYさんが厳選します。
選ばれた方はTOKIONのメディア、インスタグラムにて紹介予定。
※ストーリー投稿は無効となりますのでご注意ください。
※投稿される際に記載するハッシュタグは「#wy_tokion_2021」のみでお願いいたします。
別のハッシュタグを記載されますとエントリー無効となります。
※アカウントのタグ付けは「@tokion.jp」のみでお願いいたします。
こちらも別のアカウントをタグ付けされますとエントリー無効となります。
※ハッシュタグ、アカウントタグ付け漏れをされますと、エントリー不可となりますので、ご注意ください。 
※応募期間中、TOKIONのインスタグラムでREPOSTされる場合がございます。

【応募要項】
・年齢、性別、職業、プロ、アマなど問いません。
・デザインの形式は問いません。インスタグラムのフィード投稿できる内容にてお願いいたします。
・1応募者、1人当たり、何デザインでもご応募可能です。

“TOKION×Wasted Youth T-SHIRT DESIGN CONTEST”

【Application period】
Until August 6th

【Design conditions】
Please create a design using the idea, “If I made a T-shirt…?”

【How to apply】
Starting today and until August 6th, please post your comments on the design image tagged with @tokion.jp and with the hashtag #wy_tokion_2021.
VERDY will make its selection once the application period is over.
Those selected will be introduced on TOKION’s media and on Instagram.
※Please note that posting a story will be invalid.
※Please only use “#wy_tokion_2021” as your hashtag when posting.
Please note that your entry will be invalid if you use another hashtag.
※Please use only “@tokion.jp” as the account tag.
Please note that your entry will be invalid if you tag another account.
※Please note that your entry will be invalid without a hashtag or account tag.  
※Please note that your post may be reposted on TOKION’s Instagram during the application period.


【Application requirements】
・Applications are possible regardless of age, gender, occupation, or professional vs. amateur status.
・The format of the design does not matter. Please create the design that can be posted on the Instagram feed.
・1 applicant may apply using any number of designs.

Photography Takaki Iwata
Text Ryo Tajima

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TOKION × Wasted Youth Vol.2 VERDYが込めた「Wasted Youth」と「ポスカ」のコラボレーションへの思い https://tokion.jp/2021/07/20/tokion-x-wasted-youth-vol2/ Tue, 20 Jul 2021 11:00:00 +0000 https://tokion.jp/?p=47086 Vol.1で紹介した「ハーゲンダッツ」とのアイテムとともに「TOKiON the STORE」で展開される「Wasted Youth」 × 「ポスカ」のプロダクト。アパレルだけではなくステーショナリーを含む展開には、どんな意図が込められているのか。

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Vol.1にて紹介した「ハーゲンダッツ」とのプロダクトとともに「TOKiON the STORE」で展開される「Wasted Youth」 × 「ポスカ」のコラボレーションプロダクト。Tシャツやプルオーバーパーカ、さらにはスケートデッキに「Wasted Youth」のグラフィックが「ポスカ」に落とし込まれ、ポップでVERDYらしいラインナップとなっている。特に目を引くのがポスカ3色のセット。アパレルだけではなくステーショナリーを含む展開には、どんな意図が込められているのか。また「Wasted Youth」の新作コレクションのテーマとなっている“I can’t waste my time anymore.”には、どんなメッセージを含んでいるのかを聞く。

「ポスカ」はいつか一緒にやってみたいと考えていた存在

——「ポスカ」とコラボレーションするという発想がユニークだと思いました。

VERDY:こういうコラボレーションは初だと思うんですよね。最初に「ハーゲンダッツ」から始まり、“I can’t waste my time anymore.”をテーマに「Wasted Youth」の新作コレクションの製作に取りかかった段階で、「ポスカ」にオファーを出したんです。

——VERDYさんは、これまでに数々のコラボレーションを実現してきたわけですが、コラボ先を選ぶ基準はなんですか?

VERDY:「Wasted Youth」に関しては、ちゃんと自分のルーツに沿ったものであるということと、他のブランドやアーティストとあまり一緒にやっていなくて自分らしいもの、という僕なりのルールがあります。その中で、「ポスカ」はいつか一緒にやってみたいと考えていた存在でした。

——「ポスカ」はVERDYさんが普段から愛用されてるんですか?

VERDY:もちろんです。「ポスカ」はどんなところにも描けるっていうのがいいんですよね。スケートボードに描く時や、ライヴペイントの時はポスカを使っています。一番思い入れのあるペンですね。モノとしての見た目もかわいいですし。

過去の自分に向けた特別なコラボレーション

——いつ頃から「ポスカ」を愛用されているんですか?

VERDY:専門学校時代からですね。授業でよく使っていたのは「コピック」のペンで、紙に描く時はいいんですけど、スケートボードやライヴハウスの楽屋の壁にサインを描くには少し細過ぎて。その点、「ポスカ」は太さもあるので、そういう局面で使いやすいんです。あと、芯が丸いのも好きなんですよね。これより大きくて太いタイプになると芯先が角ばったものになってしまうので、今回コラボで作ったペンも丸い芯のタイプにしています。これが自分のベストですね。家にも大量の「ポスカ」があるんですよ。

——よく使うから大量にストックしているんですか?

VERDY:いえ、ライヴペイントする時とかに10本まとめて買うんです。そして次に使いたい時、どこにいったかわからなくなってしまって、また10本買ったりってことを繰り返しているうちに大量に溜まってしまったという(笑)。それだけ普段から愛用しているということでもあるんですけど。あとは友達に贈るイラストやサインを描く時も、この太さのポスカがちょうど良いです。

——そういった「ポスカ」ならではのポップさが「Wasted Youth」とコラボすることで、グラフィックに昇華されプロダクトとして表現されています。今回のコラボレーションで、アパレルやスケートデッキだけではなく、ペンも製作されたのはどういう理由があるんですか?

VERDY:よく「ペンは何を使っているんですか?」とか「絵をどうやって描いているんですか?」って質問をされるんですけど、それに1つ1つ答えたり、SNSでコメントを返したりできないんですよね。こうしてインタビューで答えることがあるんですけど、読んでもらえないこともあるじゃないですか。やっぱり僕の活動に興味を持ってくれる人は、アイテムに一番興味があるわけなので、展開されるアイテムの1つに「ポスカ」が入っていれば、その回答を暗に示すことにつながるんじゃないかなって。「ポスカ」が好きで普段から使っているんだなとか、なんで「ポスカ」を出すんだろうってことは感じてもらえるんじゃないかと。
もちろん、絵を描いている人で「ポスカ」を使っている人もいると思うので、そういう人にとっては、今回のコラボが特別なものになればいいと思います。それに、自分がまだ若い頃に、ストリートブランドと「ポスカ」がコラボしていたら純粋に嬉しいと思うんです。そういった意味で、過去の自分に向けて作ったような感覚もあります。

今、自分がやりたいと思っていることを全部やろう!

——わかりました。では、「ポスカ」「ハーゲンダッツ」のコラボプロダクトにあたって、新たに“I can’t waste my time anymore.”をテーマにした「Wasted Youth」の新作もリリースされます。このコンセプトについて聞かせてください。

VERDY:今(ウィズコロナ時代)みたいなになる以前、すごくせわしない日々を3年ほど過ごしてきて、ニューヨークやパリ、アジアと、世界中のいろんなところを飛び回っていて日本にほとんどいない時期が続き自分の気持ちや作品がついていかなくなくなりそうになっていたんですが、コロナ禍でゆっくりと作品を作る時間ができて、なぜか自分の頭の中に思い浮かんだこの思いが、今の自分のムードに合っていると思って“I can’t waste my time anymore.”というメッセージにたどりつきました。そこで、「今、自分がやりたいと思っていることを全部やろう!」と、思い浮かんだアイデアすべてと可能な限りコラボレーションしたいと考えるようになったんです。

——コラボレーションに挑む姿勢が変わってきたと?

VERDY:はい。今まであれば、オファーが来てから判断することが多かったですし、自分から声をかけることは少なかったんです。自分がずっとコラボしたいと思っている相手も、いつか話が向こうから来るんじゃないかっていう、待ちの姿勢だったんです。でも、今は(コラボ実現が)ダメならダメでしょうがないし、やりたいと思うことを全部自分から言ってみようと。そこで「ポスカ」と「ハーゲンダッツ」といった思ってもみなかったプロダクトの製作が実現したので、僕としてもすごくテンションが上がったんです。その勢いのまま、“I can’t waste my time anymore.”のテーマのもと、生活の中にあるものを作ろうと考えながら、どんどんアイデアを出して「Wasted Youth」の新作製作に向かっていったんです。

——目覚まし時計をはじめ、雑貨類がリリースされている部分にも、生活の中にあるものを感じさせますね。

VERDY:やっぱり、家にいる時間が増えたから雑貨類が自然と多くなったのかなと。今までは身軽なほうがいいから、あんまり雑貨を作ろうって思えなかったんですけど。あと、これは今までと変わらないことですが、自分にとって必要なものや、周りにいるスケーターの子達が普段使っているものとか、彼らと一緒にツアーに行った時に、こんなものがあったらいいなって思ったものを作っています。これは一貫してきたことですね。

——アロハシャツやボードショーツ、ビーチシートなど海で使えるアイテムがラインナップされている点も斬新です。

VERDY:それはシンプルに夏だからです(笑)。僕はプールや海がすごい好きなんですよ。だからボードショーツはずっと作ってみたかった。あと、せっかく「TOKION」と一緒にプロダクトを製作するのであれば、イチから作れるものもやってみたいという気持ちはありました。今、自分の気持ち的にはTシャツだけではなく、シャツも作ってみたかったですし、それが実現できる環境だったので、アロハシャツもラインナップに加えたんですよね。

——今回のプロジェクトだからこそ、幅広いラインナップになったのですね。

VERDY:はい。自分はあくまでもアーティストとして洋服を作っていて、アパレルブランドのデザイナーとして活動しているわけではないので、洋服の生産をゼロから行おうとは考えないんです。今回、一緒にもの作りを行うことで、楽しく新たな試みを実現することができたので、それもうれしかったです。

VERDY
グラフィックアーティスト、VK DESIGN WORKS所属。「Girls Don’t Cry」「Wasted Youth」の生みの親であり、国内外問わずブランド、アーティストとコラボレーションを手掛ける。現代ファッションシーンを代表する人物の1人。
Instagram:@verdy

「TOKION × Wasted Youth “I can’t waste my time anymore.”」
会期:7月22日~25日
会場:TOKiON the STORE
住所:東京都渋谷区神宮前6-20-10 MIYASHITA PARK 2階
時間:11:00~20:00
※緊急事態宣言などの影響により、日時が変更になる場合があります。
※抽選の応募は終了しました。

Photography Takaki Iwata
Text Ryo Tajima

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TOKION × Wasted Youth Vol.1 VERDYが実現させたかった「ハーゲンダッツ」企画に込めた思い https://tokion.jp/2021/07/18/tokion-x-wasted-youth-vol1/ Sun, 18 Jul 2021 11:00:00 +0000 https://tokion.jp/?p=46640 7月22日より、「TOKiON the STORE」で展開されるグラフィックアーティストVERDYによるポップアップイベント、「TOKION × Wasted Youth “I can’t waste my time anymore.”」。イベントで発売される「ハーゲンダッツ」とのプロダクトについてVERDY本人が語る。

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7月22日より「TOKiON the STORE」で展開されるグラフィックアーティスト VERDYによるポップアップイベント、「TOKION × Wasted Youth “I can’t waste my time anymore.”」。
本イベントでは、「Wasted Youth」と「ハーゲンダッツ」とのTシャツとプルオーバーパーカがリリースされる。この企画はVERDYがどうしても実現させたかったものだ。

なぜ、VERDYは長年にわたって「ハーゲンダッツ」を追いかけ続けたのか。そして、なぜ、「ハーゲンダッツ」なのか。そこには、VERDYのクリエイションの源泉が関係している。今回製作されたプロダクトを通じて、その思いを聞く。

昔からの憧れが実現した夢の企画

――今回の「ハーゲンダッツ」とのプロダクトの経緯は?

VERDY:「ハーゲンダッツ」とは前々から一緒に企画したいと考えていたんですが、オフィシャルでやるのが難しかったんです。これまでに、ブランドや企業とプロジェクトを進行する時、「ハーゲンダッツと一緒にアイテムを作れないか」という相談はずっとしてきたんですけど、その企画が通ることはなくて。これは「ハーゲンダッツ」とアイテムを作ること自体が無理なのかもなと思っていたところ、たまたま街をうろうろしていた時に、「アダム エ ロペ」が「ハーゲンダッツ」とのTシャツを展開している光景を目にしたんですよ。バックにプリントされているフレーバーのフォントはオフィシャルと異なっていたけど、確かにあって。それで実現することは可能なんだってことがわかったんです。

――そこで、実現可能なのであればやってみたいと思ったんですね。

VERDY:そうです。そのTシャツを製作しているのがどこなのかを調べていくと、今回ご一緒させていただいているジュンの名前が出てきたので、その場ですぐに担当の方に連絡したんです。「ずっと昔から企画したいと思っていて、本当に実現させたいので何か方法はないですか?」って(笑)。そこでようやく念願かなって「ハーゲンダッツ」とのプロダクトが実現できました。

大好きなバンドのフロントマンが「ハーゲンダッツ」で働いていて

――そもそもですが、それほど「ハーゲンダッツ」と企画したいと思っていたのは、なぜですか?

VERDY:大好きなバンドのフロントマンが「ハーゲンダッツ」で働いていて、「ハーゲンダッツ」のTシャツを着ている写真が、今でもインターネットで検索すると出てくるんですよ。そのバンドと出会ったのは高校生の頃、僕が音楽を好きになったきっかけでもあるんです。具体名を挙げると、ブラック・フラッグのヘンリー・ロリンズとマイナー・スレットのイアン・マッケイの2人。他にも、バッド・ブレインズ、サークル・ジャークス、ギャング・グリーンなどなど……。いわゆるアメリカの1980年代のハードコアシーンで活躍していたバンドなんですが、このあたりのバンドは、僕のルーツの1つです。この流れから、自分の中では「ハーゲンダッツ」のウエアは昔からめちゃくちゃかっこいい存在だったんですよね。

自分でも着たいと思っていたんですけど、「ハーゲンダッツ」のTシャツは、そもそも数が少なくて……。ヴィンテージで見つけたとしても高価だし、イアン・マッケイとヘンリー・ロリンズが着ていたというエピソードもすごく有名なので、なかなか手に入らなくて。さらに「ハーゲンダッツ」自体があまり企画アイテムをリリースしないので、市場に出回っている数が少ないというのも、今回自分がプロダクトを作りたかった理由でもあります。

――と、いうと?

VERDY:たとえ、自分のルーツに沿ったものであっても、いろんなブランドやアーティストが企画しているのであれば、このタイミングで、わざわざ作らなくてもいいかなって思うんです。自分でなくても、いつでも誰とでも成立する企画なのであれば、別のアーティストやブランドとやったほうがいいのかもしれないと思ってしまうんですよね。そういう点で考えても、「ハーゲンダッツ」と一緒にプロダクトを作ってみたいと感じたんです。

――なるほど。そういった意味では、VERDYさんにとって「ハーゲンダッツ」のアイテムは音楽的カルチャーを持った特別なものなんですね。

VERDY:そうですね。今思えば、僕も初めて働くとするならアイスクリーム屋さんがよかったかなとか考えちゃいます(笑)。それほどいいいんですよね、イアン・マッケイとヘンリー・ロリンズが着ている雰囲気が。すごく楽しそうにしていて、ずっと憧れていたんです。

――せっかくなので、先ほどのお話にあった音楽を好きになっていった経緯、ブラック・フラッグやマイナー・スレットとの出会いについても教えていただけますか?

VERDY:僕が中学~高校生だった頃に1980年代ハードコアパンクが再燃していて、国内ではバーベキュー・チキンズレイザーズ・エッジアイドルパンチといったバンドをよく聴いていました。そして、当時通っていた音楽スタジオで働いていた人が、そのアイドルパンチのサポートギターをやっていた人で、自分が好きな音楽について話をしていたら、ブラック・フラッグやマイナー・スレット、バッド・ブレインズなどのCDを貸してくれたんです。そこから一気にはまっていったんですよね。1980年代のハードコアパンクシーンのいいところって、抜群にバンドのグラフィックがかっこいいってところ。スタイルもTシャツにショーツで普段着のままで、そんなスタイルでハードコアパンクをやっているというのもかっこいい。そのカルチャーが自分の核になっています。今、僕が作っているものも、当時のグラフィックからの影響は大きいし、メッセージもそこからきていますね。

純粋に「ハーゲンダッツ」が好きな人にも注目してもらえたら嬉しいです

――では、今回のプロダクトのデザインについて教えてください。

VERDY:イアン・マッケイとヘンリー・ロリンズの写真で、彼らが着ているTシャツもそうなんですが、「ハーゲンダッツ」のTシャツって仕様的にバックプリントがアイスクリームのフレーバーになっているんですよね。だから、フロントのデザインはシンプルにロゴを置いて、裏面にはオリジナルのフレーバーを考えました。そして、「Wasted Youth」との企画ということもあって、“Wasted”の言葉は使いたかったので、自分が好きなカラーでもあるブラックから連想させてチョコレートにしようと。そこで“WASTED CHOCOLATE”という架空のフレーバーを施しているんですよ。

――一方で“CASSIS(カシス)”は?

VERDY:これはイアン・マッケイやヘンリー・ロリンズもそうですけど、「ハーゲンダッツ」のTシャツでよく着られているフレーバーが“CASSIS”で、それは自分もほしいので、ということで作りました(笑)。特に「Wasted Youth」と関係する言葉を入れているわけではないんですが、僕のやっていることに興味がない人でも、「ハーゲンダッツ」のTシャツを着たい人は大勢いると思うので、その人達に向けてあえてそのままの表記にしました。当時のボディに使われていたのは「ラッセル」のTシャツだったので、今回のコラボでは「ラッセル」にインスパイアされた「Wasted Youth」のオリジナルタグで作っているんですよ。

――まさに夢が叶った企画ですね。

VERDY:はい。今回は他にも「ポスカ」とのコラボアイテムもリリースしますし、“I can’t waste my time anymore. ”をテーマに掲げた「Wasted Youth」の新たなコレクションも「TOKiON the STORE」では展開するんですが、「ハーゲンダッツ」との企画の実現が発端になって、一連のプロジェクトが進行した流れです。そういった意味でもきっかけになったプロダクトなので、僕の活動に興味を持ってくれている人も、純粋に「ハーゲンダッツ」が好きな人にも注目もらえたら嬉しいですね。

VERDY
グラフィックアーティスト、VK DESIGN WORKS所属。「Girls Don’t Cry」「Wasted Youth」の生みの親であり、国内外問わずブランド、アーティストとコラボレーションを手掛ける。現代ファッションシーンを代表する人物の1人。
Instagram:@verdy

「TOKION × Wasted Youth “I can’t waste my time anymore.”」
会期:7月22日〜25日
会場:TOKiON the STORE
住所:東京都渋谷区神宮前6-20-10 MIYASHITA PARK 2階
時間:11:00〜20:00
※緊急事態宣言などの影響により、日時が変更になる場合があります。
※抽選の応募は終了しました。

Photography Takaki Iwata
Text Ryo Tajima

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グラフィックアーティスト、VERDYによるポップアップイベント「TOKION × Wasted Youth “I can’t waste my time anymore.”」について https://tokion.jp/2021/07/17/verdy-x-tokion-wasted-youth-i-cant-waste-my-time-anymore/ Sat, 17 Jul 2021 11:00:00 +0000 https://tokion.jp/?p=45815 7月22日より、「TOKiON the STORE」で開催されるグラフィックアーティスト VERDYによるポップアップイベント、「TOKION × Wasted Youth “I can’t waste my time anymore.”」の販売方法について。

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前記事にてイベントの開催を発表したグラフィックアーティスト、VERDYによるポップアップイベント「TOKION × Wasted Youth “I can’t waste my time anymore.”」。
本イベントは、7月22日から25日までの4日間で行われるのだが、販売されるアイテムとその販売方法について。

まずリリースされるアイテムは、「Wasted Youth」の最新コレクションであり、VERDY自身が実現させたかったという「ポスカ」や「ハーゲンダッツ」とのアイテム。そして、夏に合わせたアロハシャツやショーツといった夏小物が豊富にリリースされる。

「TOKION × Wasted Youth “I can’t waste my time anymore.”」で発売されるアイテム
WASTED YOUTH SUMMER 2021 LOOKBOOK
Creative Director Paulo Calle
Photography Zamar Velez
Models tobeycsc, Rhyno, Will Trent

販売方法は、入店抽選となる(※抽選の応募は終了しました)。

今後も今回リリースされるアイテムについてのVERDY本人のインタビューを、随時TOKIONのサイト、SNSで公開していく。

「TOKION × Wasted Youth “I can’t waste my time anymore.”」
会期:7月22日〜25日
会場:TOKiON the STORE
住所:東京都渋谷区神宮前6-20-10 MIYASHITA PARK 2階

※入店抽選に関して
:新型コロナウイルスの感染拡大防止、お客さまとスタッフの安全面を考慮し、ポップアップの期間中、入店整理を実施させていただきます。それに伴い、整理券抽選を実施いたします。
※下記注意事項を必ずご確認の上、お申し込みください。

【選択可能日】
2021年7月22日(木)
2021年7月23日(金)
2021年7月24日(土)
2021年7月25日(日)

【応募期間】
2021年7月17日(土) 20:00から
2021年7月18日(日) 18:00まで
※抽選の応募は終了しました。

【お申し込みの前に】
お申し込みの前に、こちらのページに記載されている注意事項を必ずすべてお読みになり、ご同意頂ける方のみご応募ください。
※ご応募はお1人様1回となります。複数の応募が確認できた場合、無効となります。
※当選した場合、ご当選者様のみのご来店をお願いいたします。ご家族・ご友人等、複数でのご来店はご遠慮ください。
※お申し込み後の内容変更や、お手続きのミスなどによる情報変更はお断りいたします。
※当選発表時にお越しいただく時間を指定させていただくため、お時間の指定を承れません。予めご了承下さい。
※店頭でご覧いただける時間は30分となります。
※今回の抽選は商品のご購入を確約できるものではございません。
※PC・スマートフォンのいずれかでお申し込みいただけます。
※当選者は入店前の整列時に写真付き身分証をもとにお名前、ご住所、電話番号を確認させていただきます。応募内容との相違、誤字、脱字、ご本人様と確認できない場合は無効となります。
※写真付き身分証は各種写真付き免許証、パスポート、在留カード、身体障害者手帳、マイナンバーカードのみ有効とさせていただきます。
※当日はスタッフの指示に従っていただきますようお願いいたします。万が一スタッフの指示に従っていただけない場合は、ご入店をお断りする、または退店していただく場合がございます。
※新型コロナウイルスの国内外の感染状況により、当該イベントが延期または中止となる場合がございます。予めご了承ください。当選後に営業変更となる場合は別途ご連絡させていただきます。
※送信いただいた個人情報はTOKIONのプライバシーポリシーに従い、適切に管理・使用いたします。

【店舗営業時間】
11:00〜20:00
※新型コロナウイルスの国内外の感染状況により、営業時間、運営方法が変更する場合がございます。変更の際はSNS等を通じてご案内させていただきます。

【結果発表について】
2021年7月19日(月)より順次メールでご案内いたします。

※抽選結果は、お申し込みいただいたお客さまの中から厳正なる抽選の上、当選者さまへのメール配信をもって発表にかえさせていただきます。予め、ご了承ください。
※ popup_support@tokion.jp のアカウントよりご連絡させていただきますので、受信拒否等のドメイン指定等をされている方は解除をお願いいたします。
※抽選結果の発表後、ご来店の日程変更はお受けできません。お申し込み時は必ずご来店日のご確認をお願いいたします。

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長場雄が描いたアートワークが立体に 「TOKION」で限定販売 https://tokion.jp/2021/07/16/tokion-x-yu-nagaba/ Fri, 16 Jul 2021 02:00:00 +0000 https://tokion.jp/?p=46110 手描き特有の、温かみのある線を再現。アイウェア部分は福井県鯖江市で手作りしており、飾るだけでなく、身に着けて出掛けることもできるアートが完成した。受注に合わせて、Tシャツも販売する。

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「TOKION」は、アーティストの長場雄とコラボレーションして立体アートをオンラインストアで受注販売する。注文の受付期間は7月16日11時〜8月8日23:59分で、商品の発送は10月下旬から順次行う。なお、受付期間中はMIYASHITA PARKの「TOKiON the STORE」でサンプルを展示する。価格は各¥60,000。

今回のコラボでは、長場による2作品を立体にしたアートを制作。アートワークの白バックに見立てたボードをもとに、手書き特有の温かみのある線、そして簡潔ながらもモチーフの特徴を的確に捉えた作品を忠実に再現した。

なお、両アイテムのウェリントンスタイルの眼鏡とボストンスタイルのサングラスは実際に着用することができる。両フレームとも眼鏡の名産地として知られる福井県鯖江市で1点ずつ手作りしており、特にサングラスのレンズは元のアートワークに合わせて左右でサイズを若干変えている。通常のサングラスにはない、手描きのアートワークをもとにしたからこそ生まれる形に仕上がった。飾るだけでなく、身に着けて出掛けることもできるアートとなっている。

また、今回のアートワークをプリントしたTシャツ(¥5,500)をそれぞれ2色ずつ発売。こちらはオンラインだけでなく「TOKiON the STORE」でも取り扱う。

今回のコラボに伴い、長場と「TOKION」のキュレーターである源馬大輔の対談を後日公開する。

Photography Shimpo Kimura

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