イラストレーターのカナイフユキが「生きづらさ、社会が抱える個性や多様性についての課題」をテーマとした個展を開催

イラストレーター、コミック作家として活動するカナイフユキが渋谷パルコで実施するダイバーシティ企画「あいとあいまい」の一環として、自身の体験を基に、現代社会を生きる上で誰もが感じる「生きづらさ、社会が抱える個性や多様性についての課題」をテーマとした展覧会を開催する。場所は渋谷パルコのB1F「GALLERY X BY PARCO」で、会期は4月22日〜5月9日。

展示作品のほとんどが描きおろし作品となり、会場では展覧会開催記念トートバッグやキーホルダー、ステッカーなどのグッズやミニブッ クを販売。ミニブックには展覧会に合わせカナイ自らが執筆した短編小説や、小説内容を イメージした イラストなどの作品を収録する。また展覧会開催と同時にスタートするオンラインストアでは、カナイとオンライン対談し対談者に合わせた作品を制作・贈呈する「僕とあなたのおしゃべり(仮題)」参加チケットも販売予定。その他、会期中にアーティストとして活躍するゆっきゅんを交えたトーク配信を実施する。

カナイは個人的な体験と政治的な問題を交差させ、あらゆるクィアネスを少しずつでも掬い上げ提示できる表現をすることをモットーに、イラストレーター、コミック作家として活動しつつ、エッセイなどのテキスト作品や、それらをまとめたジンの創作を行っている。

■カナイフユキ個展「ゆっくりと届く祈り」
会期:4月22日〜5月9日
会場:渋谷パルコB1F「GALLERY X BY PARCO」
住所:東京都渋谷区宇田川町15-1
時間:11:00〜20:00 ※入場は閉場時間の30分前まで 
入場料:無料
https://art.parco.jp/galleryx/detail/?id=942

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TOKION EDITORIAL TEAM

2020年7月東京都生まれ。“日本のカッティングエッジなカルチャーを世界へ発信する”をテーマに音楽やアート、写真、ファッション、ビューティ、フードなどあらゆるジャンルのカルチャーに加え、社会性を持ったスタンスで読者とのコミュニケーションを拡張する。そして、デジタルメディア「TOKION」、雑誌、E-STOREで、カルチャーの中心地である東京から世界へ向けてメッセージを発信する。

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