表現における連続性 オオクボリュウが描くシークエンシャルアートとそのルーツ

D.A.N.Mndsgn(マインドデザイン)星野源のミュージックビデオやBenny Sings(ベニー・シングス)のアートワークなど、さまざまなフィールドで作品提供を行うアーティストのオオクボリュウ。彼は、2011年にアニメーションによるミュージックビデオ制作を開始しており、ここ数年は、よりパーソナルな表現を形にすべく、作品制作に取り組んでいる。
 
現在、アートギャラリー「PARCEL」で開催されている「Struggle In The Safe Place」は、3年間の制作期間をもって実現した6年ぶりの個展だ。連続性のある表現(シークエンシャルアート)で描かれた絵画が並ぶ本展について、オオクボリュウはどのような考えや思いを持っているのか。また、創作のルーツはどこにあるのかを語ってもらった。

 会場をいつも自分が制作してるアトリエのイメージにしたいなと思って

 ――会場には段ボールのようなものがありますが、こちらも作品になるのでしょうか? 

オオクボリュウ(以下、オオクボ):そうですね。木でできてるんですけど。

――この段ボールにはどのような意図があるのでしょう?

オオクボ:なんとなく、この作品って自分が絵を描いてるところだったりとか、自分の家族、奥さんと子どもも描いたりしてるんですけど、自画像というか広い意味で自分の日常とかを描いてる作品なんです。そんな自分の周りの環境も含めた作品にした時に、なんとなく会場をいつも自分が制作してるアトリエのイメージにしたいなと思って。アトリエに置いてある絵の具を入れているキャビネットや大きいキャンバスを小さいアルミの脚立に立てかけてたりと。他にもルンバを模した物もあって、ちょっとこう偽物じゃないですけど、わざわざ再現して、ここをアトリエに見せかけるみたいな。マスキングテープは、僕のアトリエにいっぱい落ちていて、それを木で作って置いて。

――マスキングテープは、作品を作る時にも使われるんですか?

オオクボ:作品というか、スケッチの時や壁に貼ったりとか、ほんとになんでも。マスキングテープは便利なんで。 

――作品には柵が出てきますし、会場にも柵のオブジェがあります。この柵には深い意味があるんですか?

オオクボ:深い意味があるんですよ。

――教えていただいてもよろしいですか。

オオクボ:結構、今回の展示のメインテーマなんですけど。展示のタイトルが「Struggle In The Safe Place」で、日本語にすると「安全な場所でもがく」みたいな意味があって。
それで自画像の話に通じるんですけど、自分を描いた時に、自分の立ち位置とか、自分と向き合うみたいなことをたくさんしていると、やっぱり自分では創作に励んでいて頑張ってるし、なんかそういう姿って他人に褒められたりもして。でも世界のことを考えてみると、日本ってすごく安全な場所だし、そういう恵まれた環境で絵を描いて、頑張ってるつもりでも、そういう姿ってどうなんだろうなっていう、自分に対する疑問みたいな、自己否定まではいかないですが、自問自答するみたいな。ちょっと後ろめたさみたいなのもあって。

だからといって、そこで自分を否定して絵を描くのをやめるわけにはいかないので、そういった葛藤とかも含めて作品にできたら良いかなと思って。わざと自分だけなんか柵の中にいたり、自分の家族に対して他の世界が広がっていたりするみたいな。で、その中のセーフティーゾーンっていうか、安全な場所を象徴する作品がこの柵になります。だから柵が意味してるものってなんでも良いんですけど、自分のアトリエとか自宅とか、広く言えば世界に対しての日本とか、そういうものです。

――なるほど。いわゆる後ろめたさじゃないですが、ちょっとどこか気が引ける感覚っていうのは、アートに打ち込んでるからこそ感じるものですか?

オオクボ:僕の場合はそうですけど。どうなんですかね。少なからずみんな感じてるのかなっていう気はしてますけど。

――そうかもしれませんね。いわゆる引きこもってるわけじゃなくとも、日本から見ると、海外って全然違いますし、自分だけこれでいいのかなと思ったりもします。

オオクボ:そうですよね。でも個人ができることってほんとにないっていうか。なんかそのもどかしい感じというか、なんかしたいけど、そんな大したことはできないだろうなって気はするし、そのソワソワする感じですね。

――では作品の中で柵に囲われていないモチーフは基本的に外の世界のものを表現しているのですか?

オオクボ:そうですね。

コロナによって絵の解釈がより複雑になった感じはします

――ちなみに気が引ける感覚というのは、今回展示までの準備に3年間ぐらいかかったと聞きましたが、いわゆるコロナ禍というのは関係してるんですか?

オオクボ:コロナ禍になったことで、逆にその安全な場所があるようでないのかな、とか考えたりもして。コロナに関しては、誰もが平等に危険で、それでも格差によってコロナで死ぬ人と死なない人って結構分かれてるっていうこともあるので、そういう意味でも安全な場所って格差によってあるんだろうけど……。コロナによって絵の解釈がより複雑になった感じはします。

――制作期間中には、時代が変わり、with コロナの社会になりましたが、何か影響を受けたりや描くものが変わったりといった変化はありましたか?

オオクボ:変化がないっていうことはないと思うんですけど、でも具体的にそれに言及した作品を作ってるわけではなくて、どっちかって言うと、もうちょっと普遍的な、埋まらない不平等さとか、そういうことをわりと考えてたんで。さっきも言ったように、コロナでよりそういうことが複雑になったなっていう感じはしますね。結果、絵を見る時も、見る人によっては見え方が変わったのかなっていう感じはします。コロナの状況を連想させるような感じも見る人によってはあるのかなっていう気はしますね。

――ちなみに準備期間は、オオクボさん的には長い時間をかけたものなのか、短いものなのか、どちらですか?

オオクボ:僕からするとすごく長かったですね。

――3年はやはり長いですよね。それだけの期間を準備期間にあてられたのは、どういった理由や思いがあったのでしょうか?

オオクボ:準備期間に充てたっていうよりは、この10年くらいミュージックビデオを作ったり、レコードのジャケットを描いたりとか、いわゆるクライアントワークやコラボレーションなどをずっとやっていて。それはそれで楽しかったですけど、自分が考えてることをもうちょっと作品にしたいなとずっと思っていて。
ミュージックビデオとか他の人の曲から連想して作品を作るのは楽しいけど、どうしても自分の考えってなかなか入れづらいっていうか。そういうところで楽しさと同時に、フラストレーションもたまってきたというか。結構クライアントワークでも自分が満足するような仕事ができていたので、ここら辺でひと区切りにして今までためてきたアイデアとかを形にしてみようかなと。
なんかそういう期間を持つことをちょうどコロナ前の2019年くらいから思ってて、そこから思い切って頼まれた仕事もすいませんって感じで断りながら自分の制作だけをずっとしていて、それで気付いたら3年ぐらい経ってたって感じですね。

――ミュージックビデオやイラストのクライアントワークをこなしていた状況から、仕事を絶って作品に打ち込むのは勇気がいりますよね。

オオクボ:そうですね。みんなに言われます。すごいな、そのやり方って。

ミュージックビデオをお願いしてくれたことは、ほんとに自分の人生を変えるできごとだったなと思います

――話は変わりますが、オオクボさんの作品との出会いは、快速東京の「かいじゅう」でした。

オオクボ:だいぶ古いですね。大学生だったんで21歳とか。

快速東京 「かいじゅう」のミュージックビデオ

――そうなんですね! あの頃はカタコトというバンド活動もされていましたよね?

オオクボ:めちゃくちゃ僕のこと知ってますね!

――なので、オオクボさんが手掛けられたPSGの「寝れない!!!」のミュージックビデオは、だいぶあとになって知りました。でも快速東京の作品からもうすでにアートだけで暮らしてる方なのかなって勝手に想像していました。

オオクボ:ほんとに僕は恵まれてたっていうか、大学生の時からアニメーションを作っていて、今に至るっていうか。それがずっとできてるので、今33歳なんですけど、この10年間はすごく長かったし、いっぱい作品を作りました。そういう意味でも、1回やり切った達成感はすごくあって。だからまあ次の新しいことをやってるっていう感じですかね。

――では、振り返ってみて、その後の自分に影響を与えることになった作品はありますか?

オオクボ:もう全部そうですけど、最初にPUNPEEくんがミュージックビデオをお願いしてくれたことは、ほんとに自分の人生を変えるできごとだったなと思いますね。 

PSG 「寝れない!!!」のミュージックビデオ

――いきなり本人から連絡が来たんでしたっけ?

オオクボ:そうですね。僕が自分で作ってたアニメーションをYouTubeで観てくれて。

――それがPSGの「寝れない!!!」につながったということですね。あの作品はコマ撮りで制作したと聞いたことがあります。

オオクボ:コマ撮りって言葉が正確かはわかんないんですけど……。シンプルに1枚1枚描いて、それをパラパラパラって。映像は5分くらいあって、5分間のパラパラ漫画みたいな。まあでもそれって一番アニメーションの原始的なもの。だから背景とかも分けてないし、ほんとに1枚ずつ背景も含めて全部描いてます。

――すごいですね。めちゃくちゃな枚数ですよね!?

オオクボ:だから合成してないっていうか。その紙は今も残っていて、それをパラパラってやればまた同じ作品ができます。でもほんとに編集だったり何もわかってなかったんで。こうやればできるだろうみたいな、全部描いて1枚1枚撮影すればできるだろうって。

――ある意味力技ですね……。

オオクボ:ほんとに力技でできてて。でもたぶん、それでしか出せない良さもあったんだと思います。

1枚の絵だけど、アニメーション的な動きやストーリー性とか、そういうものを表現できたら

――ちなみに今回の個展の解説の中に、“シークエンシャルアート”と書かれています。いわゆるそういったパラパラが続くような作品なのでしょうか?

オオクボ:考え方は、基本的には同じっていうか。アニメーションって何千、何万枚もの枚数を使って1つの作品を作るんですけど、絵画ってほんとに真逆っていうか、1枚の画面の中で完結させるものというか。そういった時に1枚の絵だけど、アニメーション的な動きやストーリー性とか、そういうものを表現できたら新しいことができるんじゃないかと。そんな仮説から始まってて。絵画に限らずですけど、今まで自分がアニメーションでやってきたことをまったく別のやり方、切り口で、なんかそういうことをいろいろ試してるって感じですかね。

――独特ですよね。だんだん絵が変わる途中っていう感じがすごくかわいいです。

オオクボ:怪獣が溶けてくみたいな。ドローイングでも同じような作品があるんですけど、ああいうのもそうですね。

――続いて、ルーツ的な話もお伺いできればと思います。大学にいる頃から、ミュージックビデオの制作をしておられたということで、どういったきっかけで絵の技術を習得していったのですか?

オオクボ:なんなんですかね。ほんとに小さい時から絵の好きな子どもだったんで、親も理解があって。「絵が好きなら美術大学があるよ」とか、結構僕を尊重してくれて。大人になっても、あまり深いことを考えずに絵が好きだったから、じゃあそういう(美術)学校に行こうと。だからそのためにデッサンの練習とかはして、それで大学に。そんな感じでしたね。だから、あんまりこうなりたいとか、アーティストになりたいとかも、そんなに思っていなくて。

――多摩美に通われていたそうですが。どんなことを学ばれたんですか?

オオクボ:グラフィックデザインですね、僕は。なんかそれもね、母親がパッケージデザイナーで、商業デザインみたいなことをやっていたんで、「アーティストは食えないけど、デザイナーは就職口があるよ」と。そういうことをぼんやりと言われ続けて、あっそうなんだ、なるほどね、アーティストは食えないけど、そうか、みたいな。そんな言葉を聞いて、なんとなくデザイン科に行けばいいのかなみたいな感じで。

――ではもしかしたら当時は、いわゆる商業デザイナーになるのかなってくらいにぼんやり考えていたと。

オオクボ:そうですね。それが現実なのかな、みたいな。

子どもが好きそうなものが全部好きで、それがそのまま大人になった

――これはよく聞かれることかもしれませんけど、原点的なところで言うと、水木しげるのお名前をよく挙げています。あとティム・バートンも。彼らがルーツだったり、影響を与えた部分だったりというのはありますか?

オオクボ:うん。最近気付いたことがあって、3歳から趣味趣向が変わってないなっていう。小さい時の絵を見ても、ずっと恐竜が好きだったり。今でもティム・バートンの映画はすごく好きだし、鬼太郎も好き。そういうものに、今でもワクワクするっていうか。それってみんなそうなのかなと思ってましたが、どうやらそういう大人って珍しいらしいですね。みんな今でも恐竜とか好きなのかなと思ってたんですけど、たぶん嫌いじゃないだろうけど、僕みたいに今でもずっと恐竜のこと調べていたりとか、してないんだろうな。そういう意味でルーツっていうか、子どもが好きそうなものが全部好きで、それがそのまま大人になった。

――なるほど。その水木しげるの妖怪やティム・バートンでいうモンスターやオバケ、恐竜もそうだと思いますが、2人とも存在しない生き物だったりが作品に多いですよね。そういったものに惹かれる部分は、今でも強いですか?

オオクボ:怪獣もそうですけど、あの愛嬌と怖さみたいなものが同居してる、そのバランスが結構好きというか。妖怪とかにしてもそうです。ただかわいいとかただ怖いだと、ちょっと物足りないというか、グッとこないけど、その2つが同居してるものってなんか複雑というか、好きですね。そういうのが自分の作品にも反映されてる気はします。なんかかわいい感じがあるけど、ちょっと冷静なところもあるみたいな。

――まさにそうですね。見方によってはシリアスにも見えますし、ポップにも感じられる。この2つが同居してる感覚はすごく感じます。現在の絵のタッチはどれくらいから身についたのでしょうか?

オオクボ:絵のタッチは、それもなんか小さい頃からずっと続いてるような気がして。小さい時から赤塚不二夫のバカボンの絵とかをそっくりに描いたり、ちょっと手塚治虫っぽいキャラクターのようなちょっと丸っこい感じの絵を描いていたのが、自分の中でどんどん変化していって今に至るっていう感じ。ほんとにいろんな影響を受けて、こうなってると思うんですけど。ハイブリッドですかね。

――いやでも赤塚不二夫と手塚治虫のたとえはすごくわかりやすいです。

オオクボ:そうなんですよ。漫画もあの時代の絵が結構好きなんですよね。いわゆる、鳥山明以降の漫画じゃなくて、まだキャラクターが丸っこくてかわいいのが、すごく好きで。

――あの時代の作品は、少ない線で描かれてますよね。

オオクボ:すごいシンプルだけど、達筆ですよね。ドラえもんとかもそうですけど。

――ちなみにインスパイアを受けるものとして、やっぱりヒップホップだったり、音楽の影響は大きいですか?

オオクボ:そうですね。

――聴きながら作業をされたり、聴くことでアイデアが思い浮かんだりはありますか?

オオクボ:ヒップホップを聴いて良い絵が思いつくとかはあんまりないですけど、気持ちをリセットしたい時とか、そういう時にラップを聴いて励まされたりとかしています。自分には結構大事な要素というか、ラップに限らず音楽がですけど。エネルギーみたいな感じですかね。

――今好きな音楽はどんなジャンルですか?

オオクボ:今好きなのか……。でもラップは習慣としてずっとチェックしてて。ラップって好みはあるんですけど、結局どれも好きっていうか。音楽的にも好きだし、言葉数が多いからメッセージが乗ってるっていうか。そんなジャンルって他にないと思うんですけど、自分のこととか自分の考えをすごく具体的に言うっていうか。ロックも好きだけど、より直接的。すごいリアリティを感じるし、絵を描く行為にも通じるような感じは受けてますね。

――そうですよね。ヒップホップこそ自己表現が強いジャンルだと思います。

オオクボ:不思議ですよね。音楽だけど、音楽じゃない感じがするというか。なんかラップしている人自身が前に出てる。

――リリックはまさにそうですよね。その人じゃないと出せない。

オオクボ:だから魅力的ですよね。

オオクボが最近聴いているのが、Denzel Curryの「Melt Session #1 ft. Robert Glasper」

子どもが生まれてからそうですけど、自分だけの時間じゃないっていう

――では音楽以外で自分のアートに影響を与えるものはありますか?

オオクボ:いやー、めちゃくちゃあるな。でもいろんなものを楽しめるというか。いわゆるスヌーピーやドラえもんみたいに有名すぎて、今さら深掘りするような作品じゃないのかもしれないけど、一度立ち止まって漫画を読んでみたりとか、作者の考えてることを調べたりすると、そこにもいろんな発見があります。だからやっぱりあらゆるものから、作品を考えていく上の発見があるというか。なんかスターウォーズみたいな、いわゆる娯楽作品でも立ち止まって考えてみると、いろんな工夫があったりする。そういうことは作品に影響を与えるところとして、多々あるんですけど。

――ドラえもんは読み込むとわかりますが、奥が深いですもんね。

オオクボ:ドラえもんって小さい頃は、水木しげるに比べると怖さだったりが物足りなくて。でも大人になってから読むと、すごさがわかる。ポップさの裏に隠れたすごみみたいなものを感じますね。絵からも内容からも。

――わかります。そんないわゆるポップさというかかわいらしさというのは、今回の個展でもそうですけど、今後も作品に投影していきたいですか?

オオクボ:どうなんですかね。自分と向き合って作品を作っていく以上、そこってなくならないのかなって気はしてますけど。自分自身、そういう気質があるので。そういうかわいらしさとかも含めて自分というか。場合によっては、もうちょっとクールでありたいとか、世の中いろんな人がいるんで、憧れっていうかそういうものは自分にもあるけど。こういうポップな雰囲気も含めて、自分に正直になることなのかなって気はするんで、その辺はちゃんと受け入れて。

――これまでにさまざまな活動をされてきましたが、今回の個展を経て、自身の作品制作やクライアントワークも含め、今後の展望はありますか?

オオクボ:時間があれば全部やりたいっていう気持ちもあるんです。だけどやっぱり子どもが生まれてからはそうですけど、自分だけの時間じゃないっていうのがあるので、それがねやっぱり。でも子どもといるのはすごく楽しいので、両方を一番良い状態で実現させるとしたら、残りの時間を自分が一番優先させたい作品の制作になるべく宛てるのがいいかなと。いろいろ考えた結果、それが今の自分にできる最善の状態かなっていう気はしてて。ミュージックビデオとかも、そういうタイミングがあればやりたいとは思うんですけど。

――確かに、子どもが生まれた瞬間に、自分の時間じゃなくなる感覚はあります。仕事の仕方を考えないといけなかったり。

オオクボ:でもそれも良かったなって思います。やりたいことをより考えるようになったというか。そうすると結局一番やりたいことが上にくるから、じゃあまあそれをやればいいかっていう。ある意味選択肢が定まるっていうか。

オオクボリュウ
アーティスト。2011年よりアニメーションを用いたMV制作を開始。これまでにD.A.N.やMndsgn、Benny Sings、星野源、PUNPEE、 group_inou(グループイノウ)といった数々のアーティストに作品提供してきた経歴を持つ。2019年には鎮座DOPENESS、環ROYとともに絵本『まいにちたのしい』を発表。

■Struggle In The Safe Place
会期:~5月1日(休館日:月曜、火曜、4月29日)
会場:PARCEL
住所:東京都中央区日本橋馬喰町2-2-1-1F
時間:14:00~19:00
入場料:無料
https://parceltokyo.jp

Photography Shinpo Kimura
Text Ryo Tajima

author:

相沢修一

宮城県生まれ。ストリートカルチャー誌をメインに書籍やカタログなどの編集を経て、2018年にINFAS パブリケーションズに入社。入社後は『STUDIO VOICE』編集部を経て『TOKION』編集部に所属。

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