八木莉可子が初の写真集『Pitter-Patter』を発売 10代から20代になる約3年半を写真家の石田真澄が撮影

「ポカリスエット」のCMで注目を集め、その後もドラマや映画で俳優として活躍する八木莉可子(やぎ・りかこ)の初の写真集となる『Pitter-Patter(ピターパター)』(青幻舎)が5月下旬に発売される。初回限定特装版は3000部限定で、価格は¥4,400。また、出版記念イベントを6月9日20時から「代官山 蔦屋書店」で行う。

本書は256ページの大ボリュームで、撮影はプライベートでも親交のある写真家の石田真澄が担当。17歳から20歳になり、今に至るまでの約3年半にわたって撮影した揺れ動く八木の複雑な感情とその変化を見つめ続けた、かけがえのない記録となっている。前田晃伸によるブックデザインは、オーソドックスなアート写真集の佇まいながら、ポップな色使いやギミックが随所にちりばめられていて、特別な仕上がりとなっている。

写真集について八木は、「この写真集は仕事をしている私ではなく、地元にいるプライベートの私、みたいな感じです。だからこそ『わ、この写真すごい顔してる』ってい うようなものもあれば、『可愛く撮れた!』と思った写真がかえって採用されていなかったりします(笑)。それくらい、自然体の私がそのまんま写っている、そんな感じ? でも石田さんがファインダーを通してマジックをかけてくださったおかげで、気の抜けたなんともない普段の私も、ちょっと素敵に写っているかも。いや、結構素敵に写っているかも!!! ここから先はもう恥ずかしくて自分では言いませんが、とにかく石田さんが素敵に切り取っ てくださいました(笑)。ぜひあなたにピターパターと届くといいな」とコメント。

一方、石田は、「八木ちゃんと一緒に話しながらこの作品のことを考えている時間は、とっても楽しかったと同時に、自分のこの3年間の変化も振り返ることができました。そして、自分一人じゃ自分の変化に気づきにくいよなと再認識した時間でした 私が撮った写真を見て『自分のことがちょっと好きになる』と言ってくれたことが本当に嬉しかったです。たくさん話を聞 いて、いろんなものを一緒に見た八木ちゃんに贈る写真集。多くの人に手に取っていただけたら嬉しいです」と話す。

写真集『Pitter-Patter』(初回限定特装版)
発売日:2022年5月下旬(予定)
著者:八木莉可子
写真:石田真澄 
アートディレクション:前田晃伸 
判型:A5変形/上製本
ページ数:256ページ
部数:3000部限定
価格:¥4,400
※本書は限定3000部の特別仕様
※特製しおり付

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TOKION EDITORIAL TEAM

2020年7月東京都生まれ。“日本のカッティングエッジなカルチャーを世界へ発信する”をテーマに音楽やアート、写真、ファッション、ビューティ、フードなどあらゆるジャンルのカルチャーに加え、社会性を持ったスタンスで読者とのコミュニケーションを拡張する。そして、デジタルメディア「TOKION」、雑誌、E-STOREで、カルチャーの中心地である東京から世界へ向けてメッセージを発信する。

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