黒鳥社から「ファンダムエコノミー」の入門書となる1冊が6月15日に刊行 BTSからクリエイターエコノミー、メタバースまで幅広く読み解く

黒鳥社は、『ファンダムエコノミー入門 BTSから、クリエイターエコノミー、メタバースまで』(¥1980)を6月15日に刊行した。

編者はコクヨ ワークスタイル研究所と黒鳥社がコラボレーションして展開するリサーチユニットの「メディアコクヨ野外学習センター」で、編集は「コクヨ野外学習センター」の センター長である山下正太郎と、「コクヨ野外学習センター」キャプテンで、黒鳥社コンテンツディレクターの若林恵などが担当する。

アニメ、漫画、ゲーム、スポーツ、 K-POP……何かを熱狂的に愛するファン集団やファンの間に築かれた文化=「ファンダム」。そこにあるのは、ファン同士が連帯し「推し」を押し上げるコミュニティとしての姿。身銭を切ってタイムズスクエアに広告を出し、動画や字幕もつくる。もはや消費者としてだけでなく、参加者として行動を起こすファン達。そんなファンダムがもたらす集合的知性と伝播力は、来るべきWeb3やメタバースの時代を形づくる巨大な潮流となりつつある。

本書ではファンダム研究の第一人者のヘンリー・ジェンキンズ、シリコンバレーのトップVCのリ・ジン、「推し」を研究する認知科学者の岡部大介、中国エンタメのエキスパートの陳暁夏代、UXのエキスパート『アフターデジタル』の藤井保文、リテールイノベーションの専門家のダグ・スティーブンスを迎え、トレッキー、デッドヘッズ、 BTS Armyから、クリエイターエコノミー、Web3、NFT、メタバースまで、「ファンダムエコノミー」を縦横無尽に読み解く入門書。Web3時代のビジネスの基盤となる「ファンダムエコノミー」の成り立ち、仕組み、その可能性を解き明かす1冊となっている。

■『ファンダムエコノミー入門 BTSから、クリエイターエコノミー、メタバースまで』
編者:コクヨ野外学習センター
編集:山下正太郎(コクヨ ワークスタイル研究所)、若林恵(黒鳥社)、鳥嶋夏歩(黒鳥社)
発売日:2022年6月15日
定価:¥1980
判型:B5判/192P+口絵12P
発行:黒鳥社
発売:プレジデント社

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TOKION EDITORIAL TEAM

2020年7月東京都生まれ。“日本のカッティングエッジなカルチャーを世界へ発信する”をテーマに音楽やアート、写真、ファッション、ビューティ、フードなどあらゆるジャンルのカルチャーに加え、社会性を持ったスタンスで読者とのコミュニケーションを拡張する。そして、デジタルメディア「TOKION」、雑誌、E-STOREで、カルチャーの中心地である東京から世界へ向けてメッセージを発信する。

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