アーティスト・和田永の作品展「時折織成 / 時折一息 -Weaving Records / Breathing Time-」がSony Park Mini で開催

アーティスト/ミュージシャンの和田永がオープンリール式テープレコーダーを使用した作品展示「時折織成 / 時折一息 -Weaving Records / Breathing Time」を銀座・Sony Park Mini で開催する。会期は8月9〜18日。

同作は台の上に置かれたオープンリール式テープレコーダーが再生されて低音が流れ、磁気テープがアクリルの容器へと落ちていき、容器内に溜まっていくテープが時間の経過とともに折り重なり、独特の模様を空間に織り込んでいく。

容器の中にテープが積もると、今度はテープが音を読み取りながら高速で巻き上がり、今までの模様は消滅し、再び新しい模様が織りなされていくような、時間の経過とともに変化する作品だ。

和田は2009 年に年代物のオープンリール式テープレコーダーを演奏する音楽グループ、オープンリールアンサンブル(Open Reel Ensemble)を結成しライヴ活動の傍ら、ブラウン管テレビを楽器として演奏するパフォーマンス作品等を発表してきた。

《Braun Tube Jazz Band》で第13回文化庁メディア芸術祭アート部門優秀賞受賞し、Ars ElectronicaやSónarを始め、世界各国でライヴや展示活動を展開。また、「イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)」のコレクションではこれまでに11回にわたって音楽に携わった。

■「時折織成 / 時折一息 -Weaving Records / Breathing Time-」
会期:8月9〜18日
会場:Sony Park Mini
住所:東京都中央区銀座5丁目3番1号地先 西銀座駐車場地下1階
時間:11:00〜19:00
公式サイト:https://www.sonypark.com/mini-program/list/012/

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TOKION EDITORIAL TEAM

2020年7月東京都生まれ。“日本のカッティングエッジなカルチャーを世界へ発信する”をテーマに音楽やアート、写真、ファッション、ビューティ、フードなどあらゆるジャンルのカルチャーに加え、社会性を持ったスタンスで読者とのコミュニケーションを拡張する。そして、デジタルメディア「TOKION」、雑誌、E-STOREで、カルチャーの中心地である東京から世界へ向けてメッセージを発信する。

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