「ザ・ピアノエラ」が3年ぶり5回目の開催 テリー・ライリーやharuka nakamura等国内外の6組が出演

「ピアノ」をキーワードに、ジャンルレスに演奏するピアニスト達を国内外から招聘する 「ザ・ピアノエラ(THE PIANO ERA)」の3年ぶりとなる第5回が11月19、20日に開催する。

「ピアノエラ」は、今聴くべき世界のピアノ音楽の現在にフォーカスし、世界で多様に発展するピアノ作品の“今”を体感しながら、生まれ育った文化や地域性まで感じ取ることをテーマにしている。コロナ禍で通常より1年多く間を置き、5回目を迎える今回は、アメリカ、アルゼンチン、ブラジル、台湾、日本から、ジャンルを超越したピアノ作品を創造するアーティスト6組が出演する。

19日は「ピアノと声とアンサンブルの美しさに浸る一日」と題し、現代ブラジルの知性派シンガーとアルゼンチン音楽シーンを代表するピアノストデュオのタチアナ・パーハ&アンドレス・ベエウサエルト(Tatiana Parra & Andrés Beeuwsaert)と、ピアノエラ初の日本以外のアジアからの出演となるシカーダ(Cicada)、2015 年以来2度目の出演となるharuka nakamuraが田辺玄(orbe)× Meadowをフィーチャーし出演する。

2日目の11月20日は、今年で87歳を迎え、2年前から日本に拠点を移したリヴィング・レジェンドのテリー・ライリー(Terry Riley)、サックス奏者のリー・コニッツ(Lee Konitz)とのコラボレーションやバッハ楽曲の表現者としても活躍するダン・テファー(Dan Tepfer)と、細田守監督作品「おおかみ子どもの雨と雪」や昨年のNHK連続テレビ小説「おかえりモネ」の音楽でも高い評価を得た高木正勝が出演する。

■THE PIANO ERA 2022
会期:11月19、20日
会場:めぐろパーシモンホール 大ホール
住所:東京都目黒区八雲1-1-1
時間:19日 16:15(開場)17:00(開演)、20日 15:45(開場)16:30(開演)
入場料:単日券 ¥7,800、2日通し券 ¥14,800(学生※高校生以上は¥1,000、子ども※中学生以下は ¥3,000を当日会場でキャシュバック。ともに要学生証提示。単日券のみ対象)
公式サイト:http://www.thepianoera.com/

author:

TOKION EDITORIAL TEAM

2020年7月東京都生まれ。“日本のカッティングエッジなカルチャーを世界へ発信する”をテーマに音楽やアート、写真、ファッション、ビューティ、フードなどあらゆるジャンルのカルチャーに加え、社会性を持ったスタンスで読者とのコミュニケーションを拡張する。そして、デジタルメディア「TOKION」、雑誌、E-STOREで、カルチャーの中心地である東京から世界へ向けてメッセージを発信する。

この記事を共有