東京・渋谷のギャラリー「SAI」で、10月27日から11月6日まで中村桃子と塚本暁宣による2人展「A Walk in the Park」が開催される。「肖像」をモチーフに各々のスタイルを展開し表現を続ける2人は現在、東京のアートシーンを中心に注目される若手作家として精力的に活動を行なっている。
本展覧会のタイトル「A Walk in the Park」は「難しくない、簡単だよ」といった意味のスラング。考え込まずとも気楽にやってのける。そんな軽妙としたタイトルは、両者だからこそできる実験的な本展に、ちょうど良いバランスを付与する、まるでスパイスのような役割を果たしている。本展では100号を最大としてさまざまなサイズのキャンバス作品、ドローイングから立体作品まで各作家の新作を展示する。
中村桃子
1991年、東京生まれ。グラフィックデザイン事務所を経て、イラストレーター / アーティストとして活動。広告、装画、雑誌、音楽 、アパレルブランドのテキスタイルなど。スタイリッシュでエモーショナルな女性と、生き物の様な特徴的な花をポップな世界観で描く。
塚本暁宣
1989年生まれ。武蔵野美術大学大学院修了。2016年に渡米し4年間のNY滞在を経て、現在は東京を拠点に国内外問わず多数の展示を行っている。
■中村桃子 × 塚本暁宣 2人展「A Walk in the Park」
会期:2022年10月27日〜11月6日
会場:SAI
住所:東京都渋谷区神宮前 6-20-10 RAYARD MIYASHITA PARK South 3F
時間:11:00〜20:00
休日:無し