フランス出身のヴィジュアル・アーティスト、クリストフ・ブルンケル(Christophe Brunnquell)は、自身のキャリアの集大成としてアートブック「EX PURPLE EX FIGARO」を発表した。同作のローンチを記念したイベントを代官山蔦屋書店のアートブックコーナーで31日まで開催している。
クリストフは1990年代に創刊し、革新的なアプローチでカルト的な人気を博した『パープル(PURPLE)』の創設メンバーとして、15年間アートディレクターを務めた。 その後、フランスで歴史の長い新聞社「ル・フィガロ(Le Figaro)」のファッションとラグジュアリー部門のクリエイティブディレクターを15年間務めた。
同作は、2020年からのパンデミック期間中にパリにある彼のスタジオで制作された何千枚にも及ぶコラージュが収録されている。フォーマットは雑誌のイタリア版「ヴォーグ(VOGUE)」へのオマージュを表しており、タイポグラフィはクリストフ自身が「パープル」の創刊号で使用した初期の書体を継承している。
また、同作は今年1月にパリで発表した初日に店頭の100部が完売し、急遽日本でのローンチのために70部が確保された。イベント期間中には、日本限定でデザインされたキャップやTシャツなどのグッズ販売も行う他、5月18日の18:00〜21:00に本人によるサイン会も実施する。
■『EX PURPLE EX RIGARO』ローンチイベント
会期:5月31日まで
会場:代官山蔦屋書店アートコーナー
住所:東京都渋谷区猿楽町17-5
時間:9:00〜22:00
■クリストフ・ブルンケル サイン会
日程:5月18日
時間:18:00〜21:00
会場:代官山蔦屋書店アートコーナー
住所:東京都渋谷区猿楽町17-5
時間:18:00〜21:00