新宿の教会を舞台とする実験音楽イベントにローレル・ヘイロー、タシ・ワダ・ウィズ・ジュリア・ホルター、リキ・ヒダカが出演 12月18日開催「MODE AT YODOBASHI CHURCH」

坂本龍一がプログラムディレクターを務め、2018年にロンドンにて初開催された実験音楽、オーディオビジュアル、パフォーミングアーツを紹介するイベントシリーズ「MODE」。

ロンドンを拠点とする音楽レーベル兼イベントプロダクション〈33-33〉と、日本を拠点として実験的なアート、音楽のプロジェクトを展開するキュレトリアル・コレクティブ〈BLISS〉の主宰による同イベントシリーズは、パンデミックを経て今年5月末から6月初旬にかけて日本で初開催され、カリ・マローンやスティーブン・オマリー、FUJI|||||||||||TAらがパフォーマンスを披露し話題を集めた。

そんな「MODE」のスピンオフ企画として、「MODE AT YODOBASHI CHURCH Supported by REGENERATIVE CIRCLE」が12月18日に開催となる。

同プログラムでは、5年ぶりとなる新アルバム『Atlas』を自身のレーベル〈Awe〉よりリリースしたローレル・ヘイローが、新たな境地も聴かせた同作にもとづくライブパフォーマンス“Laurel Halo presents Atlas”を披露する。

加えて、フルクサスとの関わりでも知られる世界的なドローン・ミュージックの牽引者の1人である故ヨシ・ワダを父に持つLA拠点の作曲家/パフォーマータシ・ワダと、ソロプロジェクトの傍ら、タシとのグループや互いのプロジェクトで共演を重ねてきたLA拠点の作曲家/パフォーマー/レコーディングアーティストのジュリア・ホルターによる、“Tashi Wada with Julia Holter”の初来日公演が実施。また、同公演には日本からギタリストのリキ・ヒダカが出演する。

本プログラムの会場となるのは、新宿区大久保の多国籍な街中に位置し、2024年に創立120周年を迎える聖書的プロテスタント教会の淀橋教会。国内の様々なキリスト教関係建築を手掛けてきた建築家・稲冨昭氏によって設計された同教会は、美しい曲線によって構成された複雑な天井形状と、暖かな光が降り注ぐようデザインされた天井中央にある十字のスリットを特徴としている。

「MODE AT YODOBASHI CHURCH」は、スポーツ&アウトドアブランドを手がけるゴールドウィンとの共同研究開発の中で誕生した、バイオテクノロジーのベンチャー企業であるスパイバーが手がける新素材『Brewed Protein™』を起点とした、新たな未来への可能性を探求するコミュニティREGENERATIVE CIRCLEのサポートのもとに開催される。

■「MODE AT YODOBASHI CHURCH」
日時:2023年12月18日
会場:淀橋教会
住所:東京都新宿区百人町1-17-8
時間:18:00開場/18:45開演 (21:40終演)
料金:前売7,000円(全席自由)
出演者:Laurel Halo(ローレル・ヘイロー/US)、Tashi Wada with Julia Holter(タシ・ワダ・ウィズ・ジュリア・ホルター/US)、Riki Hidaka(リキ・ヒダカ/JP)
インベント詳細情報:https://zaiko.io/event/360836

author:

TOKION EDITORIAL TEAM

2020年7月東京都生まれ。“日本のカッティングエッジなカルチャーを世界へ発信する”をテーマに音楽やアート、写真、ファッション、ビューティ、フードなどあらゆるジャンルのカルチャーに加え、社会性を持ったスタンスで読者とのコミュニケーションを拡張する。そして、デジタルメディア「TOKION」、雑誌、E-STOREで、カルチャーの中心地である東京から世界へ向けてメッセージを発信する。

この記事を共有