アイドルやポップカルチャーが教えてくれること イギリス人アーティスト、バニー・ビスーの素晴らしきオタクの世界

バニー・ビスー(Bunny Bissoux)
アーティスト/イラストレーター/ライター。ポップカルチャー、偏愛、ジェンダー、クィア・アイデンティティー、消費主義など、繰り返し取り上げるテーマを、自身のコレクションや文化的なリサーチを含む様々なメディアを通して探求する。セントラル・セント・マーチンズとブライトン大学で学んだ後、2007年にプロのアーティストとしてのキャリアをスタートさせ、並行して小道具制作、セットデザイン、アートディレクションなども手がけてきた。2011年、東京に拠点を移したのち、KATAギャラリーとWISH LESSでの個展に加え、スペースシャワーTV、ポニーキャニオン、フリュー、WEGO、MTV、Nylon Japanなどのクライアントとの仕事も行う。10代の頃からキャリアを通じ、DIYによる自費出版を継続的に行ってきたバニーは、数多くのZINEやアーティストブックを制作し、Tokyo Art Book FairやUnlimited Edition(ソウル・アートブックフェア)といった国際的なイベントにも定期的に参加。英国では、ヘヴィメタル音楽発祥の地であるウェスト・ミッドランズ地方を称えるプロジェクト『Home of Metal』にビジュアル・マップを提供している。現在、2025年までバーミンガムのGrand Union x Bruntwoodにてレジデンス・アーティストとして活動中。

今年も東京都現代美術館で4日間にわたって開催され、大盛況のうちに幕を閉じたTokyo Art Book Fair(以下、TABF)。2009年の開始以来、年々規模を拡大し、今や数万人の来場者で溢れかえる人気イベントとなったTABFに、10回以上の出展歴を持つアーティスト、バニー・ビスーをご存知だろうか。その名前にピンと来なくても、TABFを訪れたことがある人なら、キャッチーで賑やかな色彩とポップなレタリング、それらと対比的にクールで物憂げな表情を浮かべる人物のイラストレーションに見覚えのある人も多いはず。

イギリス出身で、2011年から2022年まで日本に滞在したバニー・ビスーは、日本のアイドルやK-POPをはじめ、あらゆるポップカルチャーを愛好する生粋の「オタク」でもある。今回、TABFのために再来日したバニーに、お気に入りの場所だという中野でインタビューを実施。イギリスより日本の文化の方が相性がいいと語るバニーに、自分の作品、日本のアイドルやK-POPとの出会い、推しへの愛と欲望、ポップカルチャーとジェンダー、そして二次創作のあり方まで、あらゆることを聞いてみた。

日本のポップカルチャーへの興味

──2022年に故郷イギリスに戻って以来、1年半ぶりに来日されたんですよね。

バニー・ビスー(以下、バニー):「TOKYO ART BOOK FAIR」に出展するためにやってきましたが、いろいろな場所を訪れたり、友人に久しぶりに会ったり、とても充実しています。明日からは兄の住む札幌へ。4歳上の兄は、もう15年くらい日本に住んでいるんですよ。

──では、バニーさんが日本に興味を持ったのも、お兄さんの影響なんですか?

バニー:いえ、私が日本に興味を持ち始めたのは10代の頃で、きっかけは「FRUITS」(1997年に創刊されたストリートスナップ誌)です。PHAIDONというイギリスの出版社が、2001年に原宿ファッションを紹介するために「FRUITS」のまとめ本のようなものを作っていて。それにすごく魅了されたんです。当時、オンラインの情報は基本的に文章のものが多く、ストリートスナップを載せているブログのようなものはなくて。それで、ジャパンセンターというロンドンのデパートで日本のポップカルチャーやファッションが掲載されている日本の雑誌を購入していたんです。その時に触れたアイドルの美的感覚にとても惹かれました。それで日本を絶対に訪れたいと思っていたところ、兄と一緒に東京旅行に行って、「日本に住みたい」という思いが膨らんでいったんです。

──そこからすぐに、日本移住を実行して?

バニー:しばらくは大学や仕事、その頃のパートナーとの関係など、踏み切れない要素がいくつもあったから、何年も経ってからですね。でもそれらが全部クリアになって、2011年にワーホリのビザを取り、まず1年くらいのつもりで日本に来ました。結局そこから10年くらいいることになったんだけど。

──1年のつもりが11年とは、相当水が合っていたんですね。日本に住み始めた頃、不安はなかったですか?

バニー:私はフリーランスのアーティストだから、日本でも仕事をできるんじゃないかと考えて、思い切って飛び込みました。日本語は大学の夜間クラスで1年間学んだけど、あまり実用的な内容ではなかったし、自分はテキストで勉強するのは得意じゃないと気づいて。暮らしていく中で、人々と話して学んでいきました。とはいえボキャブラリーも少ないし、文法も弱いから、まだ自分の気持ちを日本語で正確に表現するのは難しいんですけどね(この日のインタビューは英語をメインに実施)。

──日本で実際暮らしてみて、イメージしていた日本とのギャップはありましたか?

バニー:最初はそんなになかったです。ドラマや映画を通して日本についていろいろと学んでいたし、見知らぬ場所だけど親和性を感じる部分がすごくあったから。冬に部屋をどう温めたらいいかわからなかったのは困ったけど(笑)。イギリスにはセントラル・ヒーティングという、部屋全体を温めてくれる暖房器具があるんですよ。そういう小さなギャップはありつつ、人々の振る舞いには全く驚く部分がなかった。外国の人は、東京のことを未来的な都市だと思っている部分が強いと思うんです。でも実際はとても古風なしきたりが残っていて、例えば役所に行って書類をたくさん書かなきゃいけなかったり。でも大抵のことはイギリスよりも便利だし整理されているので、私は苦ではなかったですね。

──バニーさんと日本の相性が良かったんでしょうね。

バニー:よくマッチしていると思います。11年日本に住んだあと、去年イギリスに戻って、逆カルチャーショックみたいなものにすごく襲われたんです。イギリスの人たちの振る舞いや文化に驚いてしまって。適応するのに今でも苦労しています。私はニューロ・ダイバージェント*1で、右耳も聞こえないんですけど、日本にいる間はすごく心地よく過ごせたんですね。日本人は他の人の話を遮って被せて話すということをしないし、みんなが丁寧で礼儀正しい。対してイギリスは大切なことも素早くカジュアルに伝えられてしまうことがあって。私は性格的に、物事に対して配慮がある日本に合っているんだろうと思います。みんな自分の持ち物に気を配ったり、公共の空間が綺麗に保たれているのは、とてもいいなと思います。

*1 ニューロ・ダイバージェント:「人間は一人ひとりが違って当然」とするニューロ・ダイバーシティという考え方のもと、一般社会で過小評価されやすい発達障害を持つ人、例えば注意欠如や多動、学習障害などの特性を持つ人のことを指す。

日本人アイドルやK-POPとの出会い

──出身はイギリスのバーミンガム。ブラック・サバスやジューダス・プリーストなど、ヘヴィメタルバンドの出身地ですよね。

バニー:歴史的に、バーミンガムは製造業や鉄鋼業が盛んな地域でした。ブラック・サバスは、それらの工場の音からインスピレーションを受けて曲を作ったという逸話もあります。でも残念ながらバーミンガムにはそういったヘビーメタルやロックの文化を讃えるような場所がないんですよね。リバプールにはビートルズ関連の観光名所がたくさんあるのに。私は若い頃、ラウドなオルタナティブ・ロックのライブによく行っていました。特に、アメリカのエクスペリメンタル・パンクやポスト・ハードコア系のバンドがツアーに来た時などは積極的に足を運んでいましたね。バンドからもらえるエネルギーや、観客が放つエネルギー、そしてその二者が繋がる感覚にとても魅了されていました。そういったライブ・ミュージック・シーンへの興味が少しずつ薄くなっていったタイミングで、アイドルを好きになったんです。

──何をきっかけにアイドルに興味を持ったんですか?

バニー:イギリスにいる頃にジャニーズに興味を持って、大学で会った日本人の友達も色々と教えてくれようとしたんですが、構造的な部分がよくわからなかったんです。兄の彼女がジャニーズを好きだったので、日本を訪れたときに少し教えてもらいました。一緒に原宿の竹下通りに行った時に、ブロマイドなどがずらりと繰り返し置いてある連続性や、ある種のマキシマリストな美的感覚にすごく魅了されたんです。それは好きな番号を自分で書いて選ぶという、パーソナルな世界でもあって、そんな文化自体が魅力的に見えた。でもイギリスに帰ってからもジャニーズ関係の映像を探したら、権利関係が厳しいからネット上にはあまりなくて。一方でK-POPのコンテンツはたくさんヒットしたから、2008、9年ごろにSHINeeにハマったんです。シンクロする踊りやキャッチーな音楽、そしてキラキラ輝く衣装に、とても魅了されました。

──バニーさんはEXOやNCTもお好きなんですよね。SHINeeをきっかけに、SMエンタテインメントのアーティストをどんどん掘るようになったんでしょうか。

バニー:はい。SMはコンセプトがとても面白くて。他の事務所のアーティストもいろいろと見ましたが、やっぱり私はSMのクリエイティブに一番ワクワクするんです。フィクションの要素が詰め込まれたストーリーを、キャッチーな音楽で表現しているところがとにかく好き。

EXOがデビューするときのティザー映像を見て、他の惑星からやって来たようなストーリーにすごくドキドキしたし、とても映画的でフレッシュで、一気にハマりました。中でもカイくんはずっと大好きですね。NCTも同じで、デビュー前からずっと注目していました。特にテヨンですね。

K-POPが産業として進化していって、たくさんのコンテンツや商品を私たちは消費しています。それらはとても商業的なものだけど、そこから大きな喜びを得ているし、投資をするような感覚でアイドルを応援しています。私は美しさや、男性性・女性性といったジェンダーについて考えることが好きなんですが、K-POPはある種、それをすごく考えさせられるものでもある。そこも好きな理由です。

「推し」への愛と自身の作品制作

──それぞれのグループに特に「推し」のメンバーがいると思いますが、自分が好きになるメンバーの共通点って、何かありますか?

バニー:テヨンとカイくんに限って言うと、とても才能のあるダンサーであり、ビジュアル面でもグループを代表するようなメンバーです。2人とも生まれながらのエンターテイナーでありアイドル。さらに、どちらもカリスマ的で自信に満ちているように見える強いイメージがあるけど、中身は柔和でとても繊細というギャップにも惹かれていますね。私も一見強そうに見られるけど実はすごく内向的だし、繊細なんです。そういうところで自分を重ねているかもしれない。でも、うーん、もう長年ファンだから、客観的に語ることは難しいな…(笑)。自分よりもずっと若いけれど、年を重ねて大人になって、さまざまなことにチャレンジしていく彼らの姿を見ることで、私も奮い立たせられています。

──バニーさんはアイドルに関するZINEを何冊も制作されていますよね。そこではそうしたアイドルへの愛情を表現しているんでしょうか。

バニー:実はZINEや自分の作品では、推しへの愛情を表現しているというよりは、アイドルカルチャーそのものについて自分がリサーチしたことをまとめているんです。例えば『Rolling Rolling』という光GENJIのZINEでは、いろいろと調べていく中でコスチュームやテレビ番組でのパフォーマンス、そして彼らを取り巻く狂騒がとても興味深くて、リサーチした内容をまとめました。

自分が好きなアイドルの存在は、ドローイングで男性の美を表現する上で無意識に影響を受けているとは思うけど、それを直接的な形で作品にして表現しているわけではないんです。推しに対しての愛情表現は、音楽やコンテンツを大事に鑑賞したり、コンサートに行ったりグッズを集めたり、他のファンの皆さんと同じだと思います。

──なるほど。ファンとしての活動と、アーティストとしての表現に線を引いているんですね。

バニー:意図的に分けているわけではないんですが、私にとって、推しへの愛は個人的すぎて、作品として表現することがしっくりこないんです。自分の好きな人たちを描くのは、実は一番難しい。技術的には描けるけど、テヨンもカイくんも世界で一番美しい人間だと思っているから、自分の描いたものに満足することはできないだろうなと。ファンの間でファンアートのステッカーやグッズを配り合ったりということも行われているから、自分もやってみようかなと思うこともあるけれど、自分はプロのアーティストでもあるから、お金を取らずに作品を配るということが果たしていいのだろうかと考えたりします…。ただ、H.O.TのZINE「Teenager Forever (H.O.T) 」は、リサーチと自分の好きなものへの愛をミックスして表現した作品の1つです。

──H.O.Tは1996年にデビューした、K-POP第一世代のアイドルですよね。近年ではNCT DREAMが彼らの楽曲「CANDY」をカバーしてヒットさせ、話題を集めました。

バニー:私も彼らの活動当時は知らなかったけれど、当時の髪型や衣装にとても興味を惹かれて、そのリサーチのまとめとしてZINEを作りました。当時は韓国のストリートファッションが、アメリカのヒップホップスタイルや日本のヴィジュアル系など、海外のいろんなスタイルから強く影響を受けるようになっていった時期でした。彼らのパフォーマンスの進化を時系列順に描いていて、実際に映像を観られるURLも載せています。ページの合間にキラキラ輝くフィルム紙を挟んだり、触覚的にも楽しい体験になることを意識しています。

「推し活」と欲望、二次創作のあり方

──遊び心がありますね。ところで日本では今、「推し活」が空前のブームになっているのですが、バニーさんはご存知ですか?

バニー:ぼんやりと聞いたことがあります。

──アイドルに限らず、キャラクターや俳優など対象は幅広いのですが、グッズを集めたりイベントに参加したりして、推しに対して愛情を注ぐという行為がブームになっています。少し前の日本ではオタクというものは揶揄される存在でしたが、今はそこらじゅうの人がオタクを自称している。個人的には、自分の中に小さな神様を住まわせているような、生きる上で活力を与えてくれるお守りのような感覚なのかなと思っています。バニーさんがこうした推し活ブームをどう感じるか、聞いてみたいです。

バニー:欧米の人たちには、いまだにアイドルカルチャーは理解されづらいもので、単なる音楽のジャンルとしてとらえられがち。私にとってアイドルは、いわゆるミュージシャンやポップスターとは一線を画すもので、そこには普通の人間を超えた存在のようなファンタジーがあると思う。

一方でアイドルを応援することはスポーツのファン心理と共通する部分が多いと感じています。スポーツファンも自分の好きなチームのユニフォームを着たり、グッズを買ったりしますし、ルーキー選手のキャリアが花開くのを見守ったり、イベントに集まったり、時に叫んだり、涙を流したり。私にとってそれはアイドルのファン心理と何ら変わりのないことだけれど、特に欧米ではアイドルカルチャーはヒエラルキーの下の方にある。そのことは、スポーツは男性性に、そしてアイドル文化は女性性に結びつけられる傾向が強いことと関係しているんじゃないかなと思います。

そして確かに、推し活には宗教的な要素や儀式的な要素もあると思います。そこから喜びやモチベーションを得られるから。私は普段、自分を宇宙人のように感じることがあるんです。他の人間たちと繋がっている感覚が薄いというか。でも好きなアイドルのコンサートに行くと、人と繋がっている感覚をすごく得られる。何かを共有できる感覚があるんですよね。

──好きなアイドルが、世の中と自分を繋ぐ媒介となってくれているということですね。ちなみに、異性のアイドルを恋愛対象として見ることに対して罪悪感を感じるという人もいますが、バニーさんはアイドルを応援する中で、そうした罪悪感に苛まれることはありますか?

バニー:まず、欲望というものが誤解されているんじゃないかなと思います。性的な欲望や、性欲に還元されないプラトニックな欲求は誰しもあるものだし、有名人であろうと無かろうと、誰かに対してファンタジーを抱くのは自然なこと。そしてそれを認めることも間違っていないと思います。

私はノンバイナリーなんですが、私にとってアイドルは、ジェンダーに関する憧れや「こういう顔になりたい」「こういう身体になりたい」という思いを抱く対象でもあるんです。相手に性的に惹かれているのか、プラトニックな憧れを持っているのか、もしくはその人のようになりたいと思っているのか、その区別はすごく複雑で曖昧です。クイアの自分としてはその曖昧さに心地よさを感じる部分もあって。とは言え、何かに心惹かれるという感情や自分の享楽の対象とすることには、やはりダークサイド的な部分もあると思うんですよ。最近だと、ディープフェイクなんかが気がかりですね。

──AIを用いて画像の一部を加工することですよね。まるで本物かのように有名人の顔を合成した猥褻な画像などがばら撒かれて、問題になっています。

バニー:偽物をあたかも本物のように見せるのはすごくリスペクトを欠いた行為だし、一度出回ってしまったらコントロールが難しいものである以上、それをネットにばら撒いたりするのは無責任で危険なことです。一方で、ファンが作った作品で、明らかにフィクションのもの、例えば二次創作小説や同人漫画に性的な要素が含まれていたとして、それが悪いかというと、自分はそうとは思わないんです。特に実在の人物を題材にするものを世に出す場合は、発表の方法や場所には気をつけなければいけませんが、誰かに対する欲望を心に抱いたり、妄想にふけったり、ファンタジーを作り出すこと自体は、悪いことではないと私は思います。

ジェンダーであれ、セクシュアリティであれ、フェティッシュなことであれ、恋愛に関わることであれ、私たちの空想や欲望を深掘りして表現することは、日常生活では実現が難しいようなことを探究し、表現する自由を与えてくれると思っています。

──興味深いお話をたくさんありがとうございます。ちなみに、今回「TOKYO ART BOOK FAIR」で発表した新作ZINE「CLOWN THEORY」は、どんな内容だったんでしょうか?

バニー:テーマは「悲しいピエロ」です。イギリスに帰ってから、なぜかピエロというものに無性に惹かれて。リサーチした内容をまとめた本です。例えばリサイクルショップに売られているピエロ。なぜこのピエロは買われ、売られたのか。不要になったのか……そんなことをエッセイや記事、写真やイラストを通して考えています。あとはネット上のファンダム文化の中でも、ピエロのミームが使われることが多いんですよね。その表現がいつから始まったのかをリサーチして、時系列的にK-POPファンとのつながりを紹介しています。

ちなみにSHINeeのKEYくんは2015年のハロウィンにマクドナルドのドナルドを完全再現してK-POPのファン層以外にも話題になり、ピエロのミームのアイコン的な存在になりました。そして2023年に、ついにマクドナルドのCMに出演することになって!こういった繋がりが見えてきた時は「やばい!」と本当に楽しくなります。

──やはり徹底的に調べて、その成果をまとめるのがバニーさんの創作スタイルなんですね。

バニー:好きなものや興味の対象を調べて、インプットしたものを自分の中で咀嚼して、それを表現物として出していますね。本当は私、ピエロはそんなに好きじゃないんです(笑)。でも歴史とポップカルチャー、そして人間のつながりを知るのはすごく面白いですね。

Photography Miyu Terasawa
Translation / Edit Shinichiro Sato(TOKION)

author:

岸野恵加

1984年生まれのライター・編集者。上智大学文学部新聞学科卒業。ぴあでの勤務を経て「コミックナタリー」「音楽ナタリー」副編集長を務めたのち、フリーランスとして2023年に独立。音楽、マンガなどエンタメ領域を中心に取材・執筆を行っている。2児の母。インタビューZINE「meine」主宰。

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