「ヴァン クリーフ&アーペル」と華道家・片桐功敦のコラボインスタレーション 代官山T-SITE GARDEN GALLERYで開催

ジュエリーブランド「ヴァン クリーフ&アーペル」は、華道家の片桐功敦とのコラボレートインスタレーション「LIGHT OF FLOWERS ハナの光」を東京の代官山T-SITE GARDEN GALLERYで開催する。期間は4月22日〜5月9日。観覧は無料だが、「ヴァン クリーフ&アーペル」の公式LINEアカウントからの事前予約が必要となる。

「ヴァン クリーフ&アーペル」は1906年の創業から花のモチーフを大切にしており、今回のインスタレーションは片桐が同ブランドのジュエリーから着想を得て制作。ゴールドやダイヤモンドなどを用いて作られたシャクヤクやローズ、コスモスのジュエリーと、はかなくも生命力に満ちた小さな花々を合わせた空間を演出する。期間中はワークショップやオンライントークイベントも開催予定(要事前予約)。

片桐は1973年生まれで、24歳の時に大阪府堺市に続くいけばな流派花道みささぎ流の家元を襲名。伝統にのっとったものから現代美術的なアプローチまで幅広いスタイルで作品制作をしており、異分野の作家とのコラボレーションやいけばなについての執筆も行っている。2018年には「ヴァン クリーフ&アーペル」心斎橋店にてインスタレーションを開催していた。今回の制作について片桐は、「自然の世界に何気なく存在する小さい花、そのささやかな存在に焦点をあて、永遠のものへと昇華しているメゾンのジュエリーやそれを作るマンドール(メゾン専属の職人)の花への敬意に共感を覚えました。自然への尊敬の理念を共有しているメゾンとの対話を通して今回のエキシビションを作り上げていくことを楽しみにしています」とコメントしている。

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TOKION EDITORIAL TEAM

2020年7月東京都生まれ。“日本のカッティングエッジなカルチャーを世界へ発信する”をテーマに音楽やアート、写真、ファッション、ビューティ、フードなどあらゆるジャンルのカルチャーに加え、社会性を持ったスタンスで読者とのコミュニケーションを拡張する。そして、デジタルメディア「TOKION」、雑誌、E-STOREで、カルチャーの中心地である東京から世界へ向けてメッセージを発信する。

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