映画『ハケンアニメ!』はなぜ多くの共感を呼ぶのか 吉野耕平監督に作品に込めた想いを聞く

現在公開中の映画『ハケンアニメ!』。同作は辻村深月の小説「ハケンアニメ!」を映画化したもので、監督は吉野耕平が担当。日本のアニメ業界を舞台に、最も成功したアニメの称号=「ハケン(覇権)」を手にすべく闘う者達の姿を描く。

ストーリーのメインとなるキャストは、新人監督・斎藤瞳を吉岡里帆が、ライバルの天才ワガママ監督・王子千晴を中村倫也が、瞳を振り回すプロデューサー・行城理(ゆきしろ・おさむ)を柄本佑が、王子の才能に人生を懸ける作品命のプロデューサー・有科香屋子(ありしな・かやこ)を尾野真千子が演じる。

公開後、SNSでは熱いコメントが多く投稿され、じわじわとその評判が広がっている。上映から1ヵ月が経ち、上映館も減ってきてはいるが、まだまだ熱量のある投稿が続いている。公開からしばらくが経ち、吉野監督は今どう思っているのか。その率直な心境とともに、同作に込めた想いを聞いた。

——5月20日の公開後、映画監督やアニメーターをはじめ、多くのクリエイター、創作活動に関わる人がSNSに熱いコメントを投稿しています。上映後しばらく経ちますが、今でも熱いコメントも多くて、『ハケンアニメ!』の評判は広がっているように感じます。監督はそうしたSNSのコメントを見たりしていますか?

吉野耕平(以下、吉野):個人的にはSNSは怖いのであまり見たくないんですが(苦笑)、ちゃんと見てます。今回は、初動が全然動かなったので、「自分も何かしなければいけない。できる限りのことはやろう」と思って。少しでも多くの人にこの作品が届けばいいなとコメントや上映情報などをなるべく拡散するようにしています。

——僕もテレビプロデューサーの佐久間(宣行)さんのSNSの投稿を見て、公開後しばらくしてから観に行ったんですが、共感できる部分も多くて。劇場で観ておいて良かったなと思っています。初動の状況を聞いた時は監督としては率直にどう思ったんですか?

吉野:やっぱり悔しかったですね。公開前の試写でも評判が良かったですし、SNSでも「観たら想像以上に面白かった」とか、評価してもらえているコメントも多かったので、作品の内容に関しては、お客さんに何かしら響くものができたのではないかと思っています。なので、あとはどうすればより多くの方に届き、観てもらえるか、そこを今は考えています。

——観る前は「ハケン=覇権」ということも知らず、『ハケンアニメ!』というタイトルから想像するに、アニメ業界をテーマにした映画だろうなくらいに思っていたんですが、僕のようなアニメに詳しくなくても、観ると胸が熱くなりました。やはりアニメ好き以外にも届けたいというのは意識されましたか?

吉野:制作中は、既にアニメ作品やアニメ業界に詳しい方よりも、そこまで深く知らない「ライト層」にどう伝わるか、そればかり考えていました。僕自身もライト層の1人ですし、取材を通していくらか知識が増えても、あくまでその目線を忘れないようにと思っていました。アニメ業界が舞台の物語ですが、別の業界で働いている方にとっても自分の身に置き換えられるようにできれば、と。本来のアニメの制作現場をリアルにそのまま描写してしまうと、映像的には全然動きのない世界になってしまうため、あくまで現場の人々の間に流れている見えない熱やドラマ、事件や想いをいかにわかりやすく「映像」という形で見せていくか、それがとても大事だなと考えていました。もちろんアニメ好きの方が観ても楽しめるということは前提ですが。

——僕は映画を観たあとに原作を読んだのですが、原作と異なる点でいうと、もともと違う時間帯で放送されていたアニメ『サウンドバック 奏(かなで)の石』と『運命戦線リデルライト』を同じ土曜日の17時放送に変えましたよね。あれによって、バトル的要素も強くなりました。

吉野:僕が参加した時点で、同時間帯での放送というのは決まっていました。そのままではそこまで対決構造にならないのですが、「テレビ局の偉い人達が地上波アニメを盛り上げるためのプロモーションとして『2局合同のアニメ対決イベント』を仕掛けた世界である……」と、僕はそう解釈して、ある種のファンタジーとして割り切って、映像的にわかりやすくしていく方向で考えていきました。例えばスポーツでも音楽でもテレビドラマでも、そのジャンルのファンの人にとってはどんなにスリリングな事件が起きているシーズンだったとしても、興味のない人にとっては平凡な日常ですよね。アニメの1クールも本来そうではあるのですが、それをそのまま描いても、アニメを楽しむ人の『熱』や『気分』はなかなか伝わらないので、今回の映画の中ではある種、アニメのポケモンの世界大会みたいな飛躍のさせ方で、スタジアムで戦って、観客みんながそれを応援する世界、みたいなことをイメージして、あえて過剰に演出したバトル的な見え方にしました。

——僕はそうしたバトル要素は楽しめましたが、映画を観た人の感想として、「アニメで視聴率を競うのは現実とは違う」みたいな感想もありました。

吉野:もともと「覇権アニメ」は視聴率の問題じゃないというのは原作でも言及されていますし、「覇権アニメ」と名乗っているけど、「覇権」がすべてじゃないというのはこの作品の根底にあります。「今どき、作品の人気は視聴率だけじゃないよね」っていうのは制作現場でも話していました。映画も興行収入だけでは価値が測れなかったりしますし……。

ただ、対決ものの指標としては、どうしても視聴率以外だと表現しづらくて、映画では一応「総合視聴率」という形にして、テレビだけでなく、スマホで観る人も全部含んでいますという設定にして。それにプラスして世間の評判を象徴化したものをSNSの言葉で勢いを視覚化して見せるようにして…と、一応色々悪あがきはしています。そこはある意味でフィクションのエンターテインメントとして観ていただければと思います。

原作と映画との違い

——今作の映画化にあたり、「もともと自分が映画化したかった原作企画を、逆に監督オファーをいただくという幸運に恵まれた」とコメントされていましたが、オファーされた時の率直な気持ちを教えてください。

吉野:もともと原作を単行本で読んでいて、やりたかった企画なので嬉しかったのと同時に、多くの人が愛している「アニメ」をテーマにした作品の監督を引き受けることに対しての不安もありました。この作品は「メジャー映画」と言われて制作してきたので、メジャー映画らしくエンタテインメントとして誰が観ても楽しめるようにするのと同時に、アニメファンに対して失礼のないように作りたい、とかはすごく考えました。

——実写映画化は、2015年からスタートしたそうですが、監督にオファーがあったのはいつ頃でしたか?

吉野:5年くらい前なので、2017年ですかね。

——その時には脚本はできあがっていたんですか?

吉野:完璧ではないですがある程度はできあがっていて、斎藤瞳監督を主人公にするのと、2チームの対決になること、序盤の後半あたりに斎藤監督と王子(千晴)監督の対談があるというのは決まっていました。

僕自身は、原作を読むと最初は斎藤監督が主人公という印象はなかったんです。観客の目線というか、アニメ業界以外の人からの目線で言うとプロデューサーの有科香屋子が一番近くて、共感できやすいかなと思いつつ。でも原作では斎藤監督がそれなりにキャリアのある監督だったのを、映画ではあえて新人という側面を強調した設定に変更したので、それならエンターテインメントの主人公になり得るなと思い、その方向で進めていきました。

——斎藤監督が新人という設定が映画ではいいように作用しているなと感じました。新人というのも監督が参加した段階で決まっていたんですか?

吉野:「新人」とは明言されていなかったと思います。ただ、僕が参加した時点では、原作よりは新人っぽさは出ていたように記憶しています。よりそこを新人らしくしていくには、どうすればいいかを、その後いろいろと決めていきました。

——2017年にオファーがあった時は、吉野監督自身はまだ長編1作目の『水曜日が消えた』(2020年公開)は撮られていないですよね?

吉野:30分の中編映画『エンドローラーズ』(2015年公開)を発表してから少し経ったくらいで、その頃は『水曜日が消えた』については、考えてもいなかったです。

——では『ハケンアニメ!』が長編1作目になる可能性もあったんですか?

吉野:ありましたね。

——そうだったんですね。2017年にオファーを受けて、上映まで5年かかりましたが、実際の撮影はいつ頃行われたんですか?

吉野:もともと2020年を予定していたんですが、コロナの影響で2021年に延期になって。だから1年前くらいですね。その頃には、ある程度コロナ禍での撮影に関してノウハウができていたので、それを全員でしっかり徹底していくという感じで。大変ではありましたが、コロナによる遅延というのはなかったです。

——コロナによる1年の延期は仕方ない部分もあると思いますが、監督はどう思っていましたか?

吉野:僕としては良かったですね。その前に『水曜日が消えた』をやっていて、ちょうど仕上げが終わったくらいの時期だったので、1年の延期がなければ、もう少しドタバタとしたまま撮影に入っていたかもしれないです。

「覇権を取れるアニメ」を作るための説得力

——今回、監督をするにあたり、実際にアニメ関係者にもかなり取材されたとか?

吉野:原作のモデルになった松本理恵監督や、個人的に別方面から取材させていただいていた『劇場版ソードアート・オンライン』伊藤智彦監督などに直接お話をうかがえて、それは非常にありがたかったです。かなり参考にさせていただきました。

——吉野監督自身はアニメの監督経験はあったんですか?

吉野:CMやMVで2Dアニメから3DCGアニメ、コマ撮りアニメまで基本的なアニメーション表現は演出でも自分の個人的な作品でも、一通りやってきたと思います。あと、『君の名は』にもCGクリエイターとして参加したことはあったので、何となくですが、アニメの工程や、制作現場の風景がどういう感じなのかはそばで見てきた、という感じでしょうか。ただいわゆるテレビアニメ的な現場はとても独特ですし、その業界にある程度の期間しっかりと飛び込んで働いた事はないですので、胸を張って「経験」と呼べるものはないように思いますが……。

——原作の辻村さんからは監督に直接要望をいうということはあったんですか?

吉野:脚本の段階で、キャラクターのニュアンスや、大事にしたい言葉などはいくつかご相談をいただいたことはあります。ただ基本的には、僕が参加する以前からプロデューサーと脚本家が長い時間をかけてしっかり信頼関係を築かれていたので、こちらを信頼して任せていただいていた、という印象です。

——原作を読むと、いくつか映画『ハケンアニメ!』での印象的なセリフは原作のままだったんだなとわかって、そこには辻村さんのこだわりがあったんですね。今作では2つの劇中アニメのクオリティも見どころの1つですが、「覇権を取れるアニメ」に説得力を持たせる上でかなり難しさはあったと思います。

吉野:この映画の難しいところは、「覇権を取れるアニメ」を作るには、本当に覇権を取れるスタッフにお願いしないといけないわけで。そういった方々は何年も先までスケジュールが埋まっているので、そこをなんとかお願いして、隙間をこじあけていただき縫うように力を貸していただくしかない……という状況でした。ただ、結果的には、両作ともアニメのプロデューサーのご尽力で、本当に素晴らしい方々に力をお借りしてアニメを作っていただけることになりました。今振り返っても本当に良かったです。

——アニメ作品に関して、吉野監督としてはイメージ通りにできあがった感じでしたか?

吉野:そうですね。劇中アニメ2作でそれぞれ監督が違うのですが、両監督ともとても実写パートの要望を非常に尊重してくれて、かなり細かく打ち合わせもさせていただきました。結果的に、まさにピッタリのものを作っていただいたように思います。特に、斎藤監督と王子監督との対談のシーンで流れる『リデルライト』の映像は、鉛筆原画の荒々しいタッチでその後の展開への期待をぐっと高める非常に重要な役割でした。初めて観た時、そこがこちらの期待以上のクオリティで上がってきたため、とても嬉しかったのを覚えています。

——劇中アニメというところでの制作側の難しさもあったと思います。

吉野:根本的にストーリーに沿って作るのでなく、シーンを断片的に作らないといけないところに難しさはありました。あと予算的にも作れるカット数が限られているので、その中でできるだけ観えていない部分の想像を膨らませてもらえて、かつそのアニメが「凄そう」に見えるにはどうすればいいかは悩みましたね。

『サウンドバック』の谷東監督と『リデルライト』の大塚隆史監督には、1つの短いカットの中にも、できるだけ作品全体の空気やバックストーリーが感じられるような密度をもたせてください、とお願いしました。これは通常のアニメの演出とかなり違っているので難しかったかと思いますが、最終的には見事に対応していただいたように思います。

——辻村さんがアニメのプロットを全話分描いたと話されていましたが。

吉野:あれは辻村さんが自主的に書いてくれました。辻村さんが映画『ドラえもん のび太の月面探査記』の脚本を担当した後に、八鍬(新之介)監督に「原作だと少ししか描かれていないアニメ作品を、どうすればアニメの制作現場の人達が作りやすいですかね?」とご相談したら、八鍬監督からは「自分なら1話と最終話の詳細なプロットと、各話で何が起こるか簡単なプロットが欲しい。それがあれば主人公達の感情のつながりが想像できるから」と話されたそうです。それで辻村さんが各アニメの全話分のプロットを書いてくれて、おかげで僕らもアニメのストーリーがしっかりとわかって、やりやすかったです。

「好きな仕事にがむしゃらになってもいい」と観た人に思ってほしい

——『ハケンアニメ!』の両監督は、「良いものを作ることに妥協しない」というキャラクターです。その想いが周りの人達に伝播していく感じがグッときました。

吉野:斎藤監督も王子監督も、自分としては特別こだわっているとは思っていなくて、「ここまでできて当たり前」とか、「この1話を観てもらうには、ここを崩すと成り立たない」とか、2人にとっては良いものを作るために、当然だと信じていることをやっている。僕はそう思っています。ただそこにはいつも現実の壁が立ち塞がるので、それとどう向き合うか、折り合うのかが仕事なのかな、と思いますが……。

——確かに劇中のセリフにもありましたが、監督はできた作品でしか評価されないからこそ、良いものを作らないといけない、というのはとても響きました。今回、アニメの制作現場を舞台にしている分、メインキャスト以外にも登場人物がかなり多いですが、どの人も魅力的に描かれていました。

吉野:そうですね。そこは難しさもありました。でも、アニメ業界の仕事を見せないといけなかったし、監督という仕事を見せる上では、「こんなに多くの人が関わっている」ということも見せないといけなかったので。でも、僕としては、音響監督とか、作画監督とかの仕事にももう少し踏み込みたかったんですけど、残念ながら上映時間の関係で、そこは省きました。

——吉岡里帆さんの新人監督の感じももちろん良かったのですが、個人的には王子監督の中村倫也さんはまさに「天才」という感じで好きでした。

吉野:中村さんは『水曜日が消えた』で主演をやっていただいていて。「王子監督は誰にしようか」って考えてた時に、割と現場でカメラの回っていない時にいる素の中村さんが近いんじゃないか、「中村さんはアニメも好きなんでハマる」と思って、それで脚本を送ってオファーしたら出ていただけることになって。映画のストーリーが、王子監督とそれに振り回される人という構造なので、王子監督にオーラというか説得力を持たせないといけなくて。ただかっこいいだけなく、どこかクセのある感じを、中村さんにはとてもうまく表現していただけました。

——あと、柄本佑さん演じるプロデューサー・行城のキャラは原作ではブランドもののポロシャツを着ているなど、もう少し軽い印象もあったのですが、映画ではスーツを着てストイックな感じでしたね。

吉野:意図的に変えたということではないのですが、おそらく映画では行城への描写が原作よりも減っていて。映画では厳しい現場に立ち会うことが多かったので、厳しめな印象にはなっていますけど、柄本さんの独特の感じで、イラッとくるチャラさは別の形で表現されているのかな、と。僕も映画の行城は原作とは変わったと思いますが、映画の中の行城は行城でおもしろいなと思っています。

——そうですね。最後の最後にもその感じが出てましたよね。話は少し変わりますが、映画では斎藤監督は王子監督の『光のヨスガ』を観て、アニメ監督を目指しました。吉野監督自身は映画監督を目指す上で影響を受けた作品はありますか?

吉野:監督を目指す上ではないのですが、山賀博之監督の『王立宇宙軍 オネアミスの翼』(1987年公開のガイナックス制作のSFアニメ映画)です。リアルタイムではなくて、僕が大学生の時に見たんですが、調べていくとメインスタッフが当時ほぼ全員20代で。「僕の数年後の年齢でこんな作品を作った人達がいるんだ」と思って、すごくショックでしたし、刺激も受けました。

——吉野監督は大阪大学大学院 生物科学専攻修了という経歴ですが、もともと映像を作ろうと思ってたんですか?

吉野:大学に入る時から映像はやりたいとは思っていたんですが、どこにいけばいいのかわからなくて。一応、つぶしがきくからと理系を選んだんですが、数学とか物理学だと数式がメインになって映像から離れていくので、その中で一番ヴィジュアルっぽい生物科学の植物学を選びました。

——なるほど。ずっと映像をやりたかったんですね。最後に、まだ上映している映画館もあります。ぜひこういう人達に観てほしいという監督の想いを聞かせてください。

吉野:将来どうしようか迷っている学生の方や、今どこに向かって仕事をしているのかがわからなくなっている方には、きっと一番グッとくるんじゃないかなと思います。僕も原作でそこが好きだった部分です。「好きな仕事にがむしゃらになってもいいんじゃないか」と観た人達に思ってもらえるといいですね。

吉野耕平
1979年、大阪府出身。大阪大学大学院理学研究科生物科学専攻修了。『夜の話』(2000)がPFFにて審査員特別賞を受賞、『日曜大工のすすめ』(2011)が第16回釜山国際映画祭ショートフィルムスペシャルメンション受賞。CMプランナー、映像ディレクターを経て、CGクリエイターとして『君の名は。』(16)に参加した後、『水曜日が消えた』(2020)で劇場長編監督デビュー。次の時代を担う映像クリエイター選出プロジェクト「映像作家100人2019」にも選ばれている。『ハケンアニメ!』が劇場長編2作目となる。
Twitter:@ysnlake

『ハケンアニメ!』

『ハケンアニメ!』
大ヒット上映中!
出演:吉岡里帆 中村倫也 工藤阿須加 小野花梨 高野麻里佳 六角精児 柄本 佑 尾野真千子 
原作:辻村深月「ハケンアニメ!」(マガジンハウス刊)
監督:吉野耕平 
脚本:政池洋佑
音楽:池頼広 
主題歌:ジェニーハイ 「エクレール」
制作プロダクション:東映東京撮影所 
配給:東映
© 2022 映画「ハケンアニメ!」製作委員会
https://haken-anime.jp
Twitter:@hakenanime2022
Instagaram:@hakenanime2022

author:

高山敦

大阪府出身。同志社大学文学部社会学科卒業。映像制作会社を経て、編集者となる。2013年にINFASパブリケーションズに入社。2020年8月から「TOKION」編集部に所属。

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