藤原ヒロシがバンコクのシティポップ・バンドRocketmanをリミックス デジタルと7インチでリリース

藤原ヒロシは、タイのシンガーソングライター、プム・ヴィプリットを擁するインディレーベル「Rats」が送り出す、バンコクのシティポップ・バンドRocketmanの“Orange Coffee”をリミックス。昨年、藤原ヒロシのラジオプログラムでもオンエアされ、噂となっていた同曲が7月16日にデジタルリリースされ、8月13日には限定盤7インチがリリースされる。価格は¥1,700。オリジナルバージョンは軽快なギターカッティングと甘いファルセットヴォーカルがこみ上げるプリンス直系のファンク・ポップナンバーで、Benny SingsやTahiti 80などにも通じる爽やかでグルーヴィーなサウンドが特徴だ。

“Orange Coffee (slumbers mix)”は、藤原ヒロシと近年の制作パートナーであるワタナベシュンスケがリミックス。1990年代グラウンド・ビートマナーのピアノダブへと改変され、名作『HIROSHI FUJIWARA in DUB CONFERENCE』(‘95) 期を彷彿とさせるダブサウンドは今年のニュークラシックとなりうる仕上がりになっている。

コラボプロジェクトは、昨年、藤原ヒロシがキュレーションしたSpotifyのプレイリストにRocketman の“Orange Coffee”がセレクトされたことが発端となり企画され、2020年にスタートしたレーベルTYP!CALのコーディネートで実現した。フィジカルリリースは7インチのみでDLコードが付属。現在はTYP!CALのbandcampとバンコクのレコードショップEARTHTONEで先行予約・先行販売が決定している(一般発売日は未定)。

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TOKION EDITORIAL TEAM

2020年7月東京都生まれ。“日本のカッティングエッジなカルチャーを世界へ発信する”をテーマに音楽やアート、写真、ファッション、ビューティ、フードなどあらゆるジャンルのカルチャーに加え、社会性を持ったスタンスで読者とのコミュニケーションを拡張する。そして、デジタルメディア「TOKION」、雑誌、E-STOREで、カルチャーの中心地である東京から世界へ向けてメッセージを発信する。

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