フォトグラファー・安藤瑠美が写真展「TOKYO NUDE」を開催 「虚構の東京を写真で作る」をコンセプトとした作品を展示

フォトグラファー兼レタッチャーの安藤瑠美は、写真展「TOKYO NUDE」を8月7日から22日まで東京・目黒の「BOOK AND SONS」で開催する。

安藤が2020年に発表した写真集『TOKYO NUDE』は、「虚構の東京を写真で作る」というコンセプトのもと、合成や加工などのレタッチ技術を使って街の“ノイズ”をすべて消し、まさに裸の状態へと変換したもの。
広告看板の文字や、ビルの窓、室外機など、人間が生活することで装飾された“ノイズ”となるような視覚情報をできるだけ除去し、色彩や配色を変え、雲や建築物までも合成することで生み出された虚構の風景。高度なレタッチ技術によって作られた東京の街には、心地よさと違和感が混在し、まるでパラレルワールドに迷い込んだかのような感覚を覚える。

本展では『TOKYO NUDE』に収録された作品に、会場屋上から撮影したオリジナル作品を加え、約20点を展示。会場では写真集とともに、展示作品やグッズの販売も予定している。

安藤瑠美
1985年岡山県生まれ。2010年東京藝術大学美術学部先端芸術表現科卒業。2019年THE REFERENCE ASIA : PHOTO PRIZE 優秀作受賞。上海アートブックフェア参加。現在フォトグラファー、レタッチャーとして活動中。
http://rumiando.com/information/

■安藤瑠美写真展「TOKYO NUDE」
会期:2021年8月7〜22日
会場:BOOK AND SONS
住所:東京都目黒区鷹番2-13-3 キャトル鷹番
時間:12:00-19:00 
休日:水曜日
入場料:無料
https://bookandsons.com

author:

TOKION EDITORIAL TEAM

2020年7月東京都生まれ。“日本のカッティングエッジなカルチャーを世界へ発信する”をテーマに音楽やアート、写真、ファッション、ビューティ、フードなどあらゆるジャンルのカルチャーに加え、社会性を持ったスタンスで読者とのコミュニケーションを拡張する。そして、デジタルメディア「TOKION」、雑誌、E-STOREで、カルチャーの中心地である東京から世界へ向けてメッセージを発信する。

この記事を共有